面白いテーマなので取り上げてみた。
僕には死ぬのが怖いという感覚がないので、どうにも意味が分からない。
もちろん、オウムの教義にも死ぬのが怖いという考え方はどこにもない。
なぜ死ぬのが怖いのだろうと一生懸命に考えてはみるのだが、いつまでたっても答えに辿り着けない。
それは当然のことで、死ぬのが怖いと思っている人でなければ、どんなに考えたところで答えは出ないのだろう。
こういう自分の中に答えのない問題というのは非常に難しい。
結局は生理的に合わないとか何とかという答えになりそうだが、好みの問題で生理的に合わないというのは理解できても、なぜ怖いのかが理解できない。
たしかに僕も死ぬときの肉体的な苦痛に関しては嫌な思いはあるが、怖いという感覚は全くない。
一体何故なんだろうと考えてみた結果、一番正解に近いと思える答えはやはりマインドコントロールされたというものになってしまう。
おそらくはまだ小さい子供のうちに、死ぬのは怖いよと教え込まれてしまったのだろう。
赤ん坊というものはあまりにも無謀な冒険をするものだが、そういう危険な行為をするたびに一発叩かれて「死んだら怖いよ!」と言って叱られたのではないだろうか?
これはもちろん赤ん坊に対する大人たちの愛情なのだが、この行為が繰り返されるうちに潜在意識に恐怖が植え付けられてしまったのではないだろうかと思う。