オウムにおいてのラージャヨーガの成就の条件と言うのが、3グナの霊視ということになっている。
まあ、しかし、これはかなりいい加減な基準である。
オウムの初期においてはラージャヨーガも成就者として認められていたが、クンダリニーヨーガの成就者の数が増えるにつれて、ラージャヨーガは単に古いサマナという位置づけになってしまった。
クンダリニーヨーガの成就者が大量に生まれる以前にはレインボーステージというものがあったが、それに代わるものとしてラージャヨーガというものが組織に必要となったということなのだろうと思う。
で、クンダリニーヨーガにおける成就の条件というのはラージャヨーガよりはかなり複雑なものになっている。
なぜなら、クンダリニーヨーガの成就者に与えられる師というタイトルはひとつの役職であり、ラージャヨーガのようなさん付けで呼ばれる古い平社員とは違うからである。
将棋で言えば4段と3段の違いのようなものである。
まあ、この例えはわかる人にしかわからないだろうけど。
で、この条件というものはラージャヨーガのようにひとつではない。
なんと、4つもあるのだ!
①ダルドリーシッディ
②光への没入
③化身の体験
④意識の連続
以上であるが、なんか書いてて懐かしいなあ。
というわけで、つづく、