空中浮揚の第一人者と言えば、やっぱり滝本弁護士ですね。(笑)
滝本さんはオウム内部では悪魔と呼ばれていましたけど、これは最大級の賛辞です。
最強の敵としての力量を麻原が認めた結果ですから。
その滝本さんのことをはじめて知ったときは色んな意味で衝撃的でした。
サマナよりも綺麗に蓮華座を組み、麻原よりも高く飛び上がる。
やるなあ、って感じでしたけど、みんなできっと前世は修行者だったんだろうと言ってましたね。
驚いたのはやはり、脚の筋肉を使って飛び上がること。
これはビックリしましたね。
サマナにはこの発想はありません。
おそらくサマナ全員だと思いますが、エネルギーを強めてアパーナ気を上昇させることしか考えていません。
おかげでえらい苦労してます。(笑)
僕が初めて蓮華座を組んだのは小学生のときだったと思います。
当時はまだ蓮華座という言い方はなく、結跏趺坐と言ってましたね。
そして蓮華座を組んだまま、脚の筋肉を使って飛び跳ねて遊んでいました。
だから不思議だったんです。
滝本さんが蓮華座を組んで飛ぶことに何の意味があるのかが分かりませんでした。