ボツリヌス培養プラント⑧ | 法友(とも)へ

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なぜ広瀬が僕に協力を求めたのかは分からない。


色々調べてみると、麻原はこの25人で行くと言ったらしいのだが、その中に僕は入っていない。


そして、僕がこの後行うワークは基本的には、村井、広瀬、僕ともう一人。


別の場所で中川、遠藤ともう一人。


後はチラッと林(小池) 泰男が登場するぐらいで25人もいない。


CBIの連中がいるにはいるんだけど、彼らは自分たちが何を作っているのか分かっていないだろう。



広瀬はもう外に出ることは出来ないから、謎は謎のままかも知れない。


まあ、どうせたいした理由じゃないだろうから聞いても仕方ないかもしれないが。



村井、広瀬とはまた別のところでも動きがあった。


サティアンにいるサマナを相手に、中川の面接が行われたのだ。


場所は遠藤の実験室。



中川はサティアンの部外者なので、なぜサティアンへの立ち入りが許可されたのか不思議な気がした。


まだ当時はAHI(後の治療省)も発足しておらず、麻原の主治医と呼べるのは平田だった頃なので、中川がサティアンにいるということは何か特別な理由があるということなのだろうと思った。


噂で聞いた中川はとても霊性が高く、たくさん神秘体験をしているということだったが、実際に会ってみるととても柔和な若い先生という雰囲気だった。


が、しかし、何か違和感があった。


上手く説明できないが、何か奥に怖いものがある。


そんな気がした。