基本的には
父を大切にしたい、恩返しをしたいと
考えていますが
時には気持ちとは裏腹に
自分の感情が先走る事があります。
毎日のことで、自分の時間がままならぬことに
苛立ちもあり
父に対して強い口調で言ったり…
優しくなれないこともありました。
そんな時でも
父はおだやかに表情を変えず
黙って聞いていました。
ある時
イライラの末に
強い口調でダラダラと
長い時間愚痴を言ってしまいました。
「こんなことを言ってはダメだ」と
そう思いながらも止まらなかったのです。
その時も父は黙って聞いてました。
2~3日後
父から
「どこか施設に入れてくれないか。
その方がいい。お願いだから」
考え事をしているようだったけど
そんなことを考えていたのだ、と思ったら
とても申し訳なく
言わせてしまった自分が
とても腹立たしくなりました。
私はなんて事を言ってしまったんだ…
父は何にも悪くない。
「ごめんなさい。そんなことはしない。
ずっと一緒にいるよ」
気がついたらハグをしながら
ひたすら泣きじゃくっていました。
父との生活は愛おしい時間だとは思っていても
少しづつ心が疲弊していたように思います。
でも、長くはないことがわかっていたから
最後まで頑張るつもりでいました。
私の趣味は
ランニングです。
仲間もたくさんいて
一緒に走っています。
走っているときが
発散しているときですね。
趣味があってよかったと思っています。
仲間たちとの飲み会なども開催されていましたが
それに参加することもできなかったので
我が家で開催することにしました。
少人数ですが
来てくれましたし
父にも紹介したら父も喜んでくれました。
家族からも突き放され
孤独を感じていましたが
友達が心の支えになってくれたのは
とても大きかったのです。
愛おしい父と
愛おしい残された日々は
そうやって
作られていったのです。
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