カルチャーショック・2
カルチャーショックを受けた国、インドに続き、ミヤンマー。
ミヤンマーもインドに近いものがありました。
インドの様には物乞いはいなかったように思いますが。
やはり、貧しい国でした。
でも、物をとても大事にしていました
決まった時間になると、停電になり、電気を節約したり。
日本でずーっと昔に使われていたバスが再利用されていたり。
色々な物がとても原始的でした
長距離バス に乗ったときのこと、
そのバスは貨物バスも兼ねていて、足元には袋に入ったお米がびっしり・・・
日本人の私としてはお米に袋の上からとはいえ、足を乗せることに抵抗がありましたが、仕方がありません
山の中で、今にも壊れそうな橋を、ボロボロのバスで慎重に渡られたときは、生きた心地がしませんでした。
そして、途中で後ろの窓ガラスが落ちてしまって、そのまま走ったり、
他の窓もボロボロでびゅーびゅー風が入ってくる中、大雨が降ってきたり
エンジンが故障してバスが止まってしまい、運転手さんが修理をして、なんとか再出発、というハプニングがあったり・・・
「もうどうにでもなれ~」という気持ちになりましたが、ありがたいことに、何者かに守られていたのか(ありがとうございます!)、無事に目的地まで着いたときにはほっとしました
この国で、ある時、現地で知り合った方の家族の家に泊まらせていただく機会がありました
お母さんは学校の先生、お父さんは弁護士、子供2人とも大学に通っているらしいので、ミヤンマーでは裕福なおうちなはず。
でも、おうちには余計なものは何もなく、とても質素な家でした。
ただ、1つ目立っていたのは小さな子が夢中になってやっていたテレビゲームくらいでしょうか。
たぶん、戦前の日本ってこんな感じなんだろうな~と思いました。
でも、人々は穏やかで、心は豊か、というように感じました
物はあふれているけれど、複雑な問題の多い日本
国が発展して、便利になって、豊かになって、でも人の心はどうなんだろう
そんなことを考えさせられました・・・
大学生の2人は 「日本に行ってみたい」 と言っていたけれど、彼らが日本に来たら、それもかなりなカルチャーショックをうけるんだろうな~
あの家族がみんな元気でありますように