カルチャーショック・3
海外旅行で受けたカルチャーショック。
インド、ミヤンマーに続きまして、次はイランです。
まず、周りの人に 「なんでイランなんか行くの」 「危なくない
」 「怖くない
」 とかって聞かれました。
私もすごく行きたい国だったわけではないし、大丈夫なのかなという気持ちもありましたが。
旅の相棒(ダンナ)がもう通常の人が行く国には行きつくしていて、新たな国へ行きたいということで
(かと言って、本当に危ない国には絶対に行きませんが)
行ってみると、みんなが心配するような怖い国ではありませんでした
一般の方たちはいたって、優しく親切で人懐っこい人たちばかり
ただ、やっぱりアメリカとの関係が良くなかったりで、十分注意が必要なことはあると思います。
もし、何か運が悪くて、怖い目にあうこともゼロではないかもしれません
ここでショッキングだったのは、宗教に基づく習慣に関してが大きかったと思います
国の正式名称が「イラン・イスラム共和国」というくらいですから、厳格なイスラムの国。
イランの前にトルコを旅していましたが、トルコもイスラム教の国ですが、かなりユルイ感じでした
ここまで厳格なイスラムの国に来たのは初めてだったので、驚きの連発、まさに別世界、別の惑星に来た気分でした
やはり男尊女卑は根底にあり、かなり男性と女性を区別されています。
バスは、男女で入り口も別、座るエリアも別
女性は肌や髪を隠さなければならず、多くの女性が真っ黒のチャードルというマントを身に着けています。
そうでない人も長袖、長ズボン、体の線は隠さなければなりませんし、頭はスカーフをまきます。
そして、これ、観光客も守らなければないらないのです
なので、30度を超える猛暑の中、この格好はかなりつらいものがありました
女性が、この真っ黒のチャードルを着ている図、魔女の様でかなり怖いです
室内では、おしゃれを楽しめるかもしれませんが、外出時は毎日真っ黒のマントを着なければならないなんて
日本の女性にとってはありえないことですよね
それに、暑さは半端じゃないと思います
とにかくいろんな面で規制があり、自由がきかない
お酒は禁止
婚前交渉は許されていなく、結婚前のカップルが手をつないでいる、という図さえみられません。
なので、私たちはその時まだ結婚していませんでしたが、誰かに聞かれたときには、念のために「結婚している」ということにしていました。
ここでも、知り合った現地の方のおうちに泊まらせていただく機会がありました。
決して忘れることのできない貴重な体験になりました
このことは、また明日以降書きたいと思います