『私さえ我慢したらよい』と、今まで自分のことを後回しにし、他人のことばかり優先させてきたUMIマスターコース卒業生のTちゃんのことをご紹介します。
自分のことを後回しにし続けたTちゃんは、いつのまにか自分が何をしたいか、自分は何を好きなのかもわからなくなってきました。
そこで、ある実験をしてみました。
●自分一人で解決せずに、旦那さんに頼ってみよう!お願いをしてみよう!
●夫がコンビニに行くついでにアイスを頼んでみよう!
Tちゃんにしてみれば、「アイス買ってきてほしい」というだけでも、いっぱいいっぱいだったので、結局、種類や個数など伝えられなかったのですが、旦那さんは「わかった」と言い、出ていかれたそうです。
そもそも、今まで彼女が旦那さんに「アイスを買ってきて」とお願いできなかったのには、「きっと、どうせこんなふうになるにきまっている」というこのような妄想劇場があったからです。
① 「アイス?何?急にどうしたの?」「何でアイス買うの?」と少しあきれ気味に言われそうだから
② もしそうなったら、「嫌がられたかな?頼むのやめればよかった」と自分で自分を責め、「やっぱりアイスいいわ」と言いそうだから
③ 夫は「え、何?どうするの?」と少しいらだった様子で、わたしに決断をせまって、そして ワタシは「あ・・・。もういらないです。」と断るだろうから
④もしそうなったら、夫が自分だけの買い物をするだろうし、ワタシは「自分だけお酒買って、するい…!」と内心苛立つだろうから
⑤ もしアイスを購入してきたとしても、夫が好きなバニラ(スーパーカップ)を1つ買ってきて、「え?何も言わないし、これが無難だと思って」と言うだろうから
ところが!!!
旦那さんは、アイス3個(夫、子供、妻の分)とビール2本を買って帰ってこられたそうです。
ハーゲンダッツ「バニラ」「抹茶」「クッキー&チョコ」。
旦那さんがこう言いました。
「クッキー&チョコ、君、好きでしょ^^」
Tちゃんの驚いたことといったらありませんっ!!
Tちゃん談
↓↓
え?なに?大好きなクッキー&チョコ!それもハーゲンダッツだ!!!!(驚愕)
わあ覚えていてくれたの?すごく、すごく嬉しいなぁ!!!何年ぶりだろう(喜び)
こんなに贅沢していいの?3つも!?(少し罪悪感)
私の分だけでなく、自分の分も子供の分も?節約はいいの?(相手を責める気持ち)
親子3人でアイス食べられるなんて幸せだなあ、嬉しいな(喜び)
→喜び7割、罪悪感や他責2割、驚き1割と、色々混じっていました。
今回のことで、
無意識のうちに自分を犠牲にして相手に何も言わず、それでいて相手に期待しているという、相反することをしていることに気付きました。
ひろみさんが勉強会で教えてくれた、「自分は遠慮しているのだから、お前も遠慮しろ」と無意識のうちに思っているという意味がわかりました。
ハーゲンダッツ!!!
しかも、大好きな味を覚えていてくれた!!!
旦那さんは彼女のことをずっと大切に思い、彼女に感謝し愛し続けていたわけです。
『私さえ我慢したらよい』などとは、旦那さんは望んでいないはずです。
奥さんには、苦しい我慢などせず、幸せそうににこにこしておいて欲しいはずです。
お互いがハッピーでいる方法は「我慢」ではありません。
Tちゃんは、言いました。
「このことがなかったら、ずっと遠慮していることにも気づけなかったと思います。」
その後、彼女のごきげんさんが、家族みんなによい影響を及ぼしたことは言うまでもありません!
「わかってほしい、大事にして欲しい、愛して欲しい」と他人に求める前に
自分で自分のことをわかろうとし、大事にし、愛することが先です。
UMIマスターコースでは、あなたが心のブロックを解決するための、
あなたんのためだけの質問を投げかけます。
あなたは、今何をすべきかを、具体的にお伝えします。
【参考記事】