今年ももう3月、来年度も、日本産業保健法学会認定講師として、いくつかの産業保健総合支援センターで、雇用の場における「ハラスメント」や「従業員の困難事例」等について、お話をさせて頂く予定です。
産保センターでの研修なので、受講対象は、産業医等の医療のバックグラウンドを有する方。
一方で、私は法のバックグラウンドを持つ弁護士として、雇用の場における支援者が持っておきたいリーガル・マインドを語る予定。
医療に携わる方もトラブルに巻き込まれることが多い今日、法的思考の必要性は高まっている気がしますね。
そういえば、私は昨年11月から12月にかけて、3週間ほど大学病院に入院していたのですが、医師や看護師等の医療スタッフの方々、めちゃめちゃ激務で疲弊している感がありました。
診察待ちの患者さんの方が元気そうで、診察する若いドクターの方がゲッソリと疲れ切っている等、笑い話にもならない医療現場の状態をまざまざと見た気がします(>_<)
そりゃね、医療関係者は超人的なパフォーマンスを出せる人が多いけど、でもそれに甘えて、支援者にそんな過剰な働かせ方をしていたら、近々に社会がぶっ壊れますよね。
お互いがお互いに契約を守って、過剰な要求をしたり甘えたりするのはやめようよ、そんな風に思ってリーガルマインドの普及に努めたいところ。
とはいえ、私自身も最近労働法の知識をブラッシュアップする機会がなかったので、研修講師の準備の一環として、かねてより受検したかった「ワークルール検定」の初級と中級に申し込みました(*^_^*)
初級は2,900円、中級は4,900円と、受検料もリーズナブル。
公式問題集も1,760円と良心的!(買ったのが昔なので私のはちょっと古いですが、2024年度版が出たら買い直そうと思います(^^;))
労働関係法令のおさらいをしつつ、初級と中級のダブル合格を達成すべく頑張ります(^^)/