7月2日(日)のコミュニケーション検定(上級)の再試験の顛末です。
同検定には、受検者をビデオ撮影して、コミュニケーション能力を評価する面接試験があります。
ところが、当日、私の面接試験の録画ができていなかったということで、名古屋会場の私のみ、改めて再試験になりました。
トホホ(^_^;)
しかしながら、後日、サーティファイの事務局の方の迅速な対応で、来週に再試験をする運びとなりました。
加えて、試験場所も、私の住所の最寄りである岡崎市内の会場を準備していただきました。
私一人の再試験のために、ここまでの配慮をいただければ文句はありません。
サーティファイにとって経済的には赤字ですから、かえって申し訳ない気持ちです。
もちろん、ミス自体を起こさないことが原則です。
今は、試験監督員はほとんどアルバイトですから、詳細な指導マニュアルが必要です。
機器の不具合もしばしば起こるものなので、このような試験であれば、ビデオカメラを2台作動させ、デュアルシステムにするのが良いですね。
機器の1台に不具合があっても、もう1台が稼働していれば、致命的なミスは防げますから。
フェール・セーフやフール・プルーフの考え方は、サービス業でも有効でしょう。
とは言うものの、人間のやることに完全はなく、失敗は付きものです。
ミスを起こさないことも大切ですが、もっと大切なことはミスをしたときの対応のあり方。
今回のことでも、もし、「名古屋で再受検しなさい」などと言われたら、私は、「カチーン」と頭に来たと思います。
経済的コストを度外視しても、「訴えてやる!」と本人訴訟をしたかもしれませんね(苦笑)。
しかし、わざわざ、私の住所の近くの会場を準備いただきました。
たった3分程度の面接の再受検のために、僅か一人の受検者のために、ここまで迅速に対応できるとは!
サーティファイの火消し術、もとい仕事術、見事です。
私自身、大変勉強になりました。
私も実はミスが多いですが、つい自分の落ち度を棚に上げたくなります。
「うるさいクレームだなあ」と思って、ぞんざいな対応をしてしまうことがあります。
こんなことでは、火消しは務まりません。
「先生、先生」などと言われて調子に乗っていると、いけませんね。
士業としても、是非とも学びたい仕事術の事例でした。