白鳥とコウモリ 東野圭吾 | アイルは今日もやらかしてます!

アイルは今日もやらかしてます!

珍しいもの変わったもの、高い所、ビールが大好き!
飲んで食べて・・・登って、飲んで・・・
好奇心のおもむくまま、今日も走ります!

最近の私の中で最高!と思う評価で読んでるけど

(なんて傲慢な!と思われるだろうけど)




先日の

おちゃらけた駄菓子のケーキを


仕方なく紹介したけど





ホンモノの超一流のホテルのパティシエ作ったケーキと比べてみる?


的な衝撃があります


あのつまらない物語を読む意味あった?

的な思いですよ……


 

 



 

   

クローバー    クローバー    クローバー


放置された車の中で

発見された刺殺死体(正義派の弁護士)


捜査一課は犯人を探し


疑惑の人間を取り調べてたら
「私がやりました!」

しかも

三十数年前に起きた殺人事件

自分が本当の犯人なのに

冤罪で捕まった人が拘置所で自殺している


その事を打ち明けたら

自主しろ!と強要されたので殺したとのこと


という

とんでもな事件として広がります




どんどん巻き込まれる人間関係

でも、自分はココから這い上がりたいんです

的な希望


犯罪の被害者の家族と加害者の家族は

突然

そういう役割をあてがわれます



え?私はそんなつもりではない

と思っても逃げられない突然与えられた「加害者」もしくは「被害者」の家族である自分



その中で

どうしても納得行かない事実を

なにがなんでも知りたいと思う

加害者の息子と被害者の娘


自分の父は絶体にそんな殺人はしない

と思う加害者の息子


一方

過去の犯罪を絶体に自主しろ!

と強要する父ではなかった

と思う被害者の娘



それぞれが真実を求めあがいた結果は…………

全てを否定する事実





かつて

私が大泣きした『容疑者xの献身』


私も衝撃を受け

実は三男の人生に大きく影響を与えたこの本



それを思い起こすような真実


人が人に与える影響を

まじまじと感じた本でした




おすすめです