最近の私の中で最高!と思う評価で読んでるけど
(なんて傲慢な!と思われるだろうけど)
先日の
おちゃらけた駄菓子のケーキを
仕方なく紹介したけど
ホンモノの超一流のホテルのパティシエ作ったケーキと比べてみる?
的な衝撃があります
疑惑の人間を取り調べてたら
「私がやりました!」
しかも
三十数年前に起きた殺人事件
自分が本当の犯人なのに
冤罪で捕まった人が拘置所で自殺している
その事を打ち明けたら
自主しろ!と強要されたので殺したとのこと
、
という
とんでもな事件として広がります
どんどん巻き込まれる人間関係
でも、自分はココから這い上がりたいんです
的な希望
犯罪の被害者の家族と加害者の家族は
突然
そういう役割をあてがわれます
え?私はそんなつもりではない
と思っても逃げられない突然与えられた「加害者」もしくは「被害者」の家族である自分
その中で
どうしても納得行かない事実を
なにがなんでも知りたいと思う
加害者の息子と被害者の娘
自分の父は絶体にそんな殺人はしない
と思う加害者の息子
一方
過去の犯罪を絶体に自主しろ!
と強要する父ではなかった
と思う被害者の娘
それぞれが真実を求めあがいた結果は…………
全てを否定する事実
かつて
私が大泣きした『容疑者xの献身』
私も衝撃を受け
実は三男の人生に大きく影響を与えたこの本
それを思い起こすような真実
人が人に与える影響を
まじまじと感じた本でした
おすすめです