母は……自分なりに考えて思いきって手術して
それ自体はよかったと思うのだけど
元気に退院した翌々日
その腹腔鏡の穴から腸がはみ出て腸閉塞状態
(私たちは手術ミスでは?と思ってるけどね)
本人は地獄のような痛みと苦しみのあと
緊急手術
その後1週間意識がなかったし
更に病院から
「帰宅しても一人では生活できないからすぐに介護の手続きを!」
との連絡を貰うほど体調悪化
1ヶ月の入院でした
そして……約一年
母は自分の力で行動できるために
かなり頑張りました
元の自分には戻れなかったけど
ひとまず自分のやりたいことを
全く勝手に行動できるように……
(そう、娘達はあたふたしてるよ)
回復しました
それでも
色々な不調があるので
かかりつけの地元のお医者様が
「お嬢さんを連れてきて!」
と宣言して……
私付き添いました![]()
精密検査をして貰ってきて!
と紹介状書いてくださって
近くの大きな病院に行ったんだけど
そこのお医者様に
「私は検査はしない!検査で悪いところが見つかっても絶対に手術はしない!」
と叫ぶ母
もうね……
お医者様と私は
目と目で
(ダメだよね~こいつの気持ち変わらないよね?検査やめる?)
という会話してきたわ![]()
見知らぬ他人とも目と目で会話できることを知りましたわ(笑)
お医者様も
母が幾度となく言う
「だって私もう88歳なのよー」
の言葉に反撃できず(笑)
手術して一年無駄にして一年生き延びるなら
このまま楽しく食べて楽しく逝きたい!
そう言われて
これをどうやって反論するの?
私の母は衝動的行動的で
自分の意見を曲げない人でした
人間って…………
本質は変わらないんだね
今のところ
歩くスピードは亀……いやナメクジ?並みに遅いけど
食欲はあるのよね~~
肉とビール大好きなのは血筋でしょうか
自分の幸せ、自分の最後
それを決めて良いのは誰だろね?