18:00ご注文をいただき、即行で仙台市へ冷凍品を納品0:00。
そのまま帰路R4号線南下、冷凍車では眠れないので無休憩で山梨帰着、明るいけど爆睡
冷凍冷蔵車の緊急軽貨物のお仕事を出していただける企業様は非常に少ないです。(山梨)
低温定期貨物(週3~6回)のお問い合わせが極稀にあります、
が、荷主様の事情でいつ解約.縮小されるかわからないこともあり、
冷凍冷凍車を増車するには経営上危険が伴います。
5年前から3年間ほど、荷主企業様内の人事異動で、
経営トップになられた方の一声だけで『経費カット/軽貨物.緊急便.冷凍冷蔵便を使わない』ことになり、
長年のお取引がいきなりなくなり、
お取引額が年間300万円無くなってしまい、
買い換えた貨物車の銀行ローンだけ残り、
危機的状況に追い込まれたことがあります。
その企業様の現場も大変ご苦労されたことでしょうし、
緊急貨物便の停止でその企業様の納品先様からの信用は低下したと現場社員の方から聞いています。
そのトップの方が再度異動になってからお取引が再開され始めました。
『経費か信用か』これはその時の企業(や部門)の管理者方針によるところですが、
当方といたしましては事前通告も無しにいきなりお取引を切られる現実、
使い捨てとも思えるお取引の現実があることはいつも考えていなければならないのが実際です。
軽の冷凍冷蔵車の車体価格は現在250~270万円くらいで価格はどんどん上昇し、
消耗品やメンテナンス費用(冷凍機費用)も物価高騰・人件費上昇によって上がり続けています。
(参考データ)
軽貨物/冷凍冷蔵便を商売として継続するには、
安定的な需要が見込める地域でないと危険この上ないことが身に沁みました。
今日、全国的な運送業の状況をネットから得られる数値で検証していました。
(1例ですが、帝国データバンクの数字をもとに超単純なグラフを作成しました)
この物凄い右肩上がりのグラフは『倒産のみ』のものですので、
経営難からの廃業や解散を入れるともっともっと大きい数字になると思われます。
一つ判断を間違うと我々個人事業は瞬殺されてしまうのは目に見えています。
冷凍冷凍車の買い替え時期になっていて、
260万円で買い換えるのか、
100万円かけメンテして少しでも寿命を延ばすか、
経費が大きくかかる冷凍冷蔵車の扱いをやめるか、
非常に悩んでいます。
今の運賃では冷凍車運用の継続が困難になっているのです。
これは価格転嫁できないすべての事業者に言えることです。