マイナス資産となる相続とは？

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こんばんは。
民泊×不動産投資家のアラヤマです。
　　
今回は珍しく相続のお話で・・・
「マイナス資産となる相続とは？」
というテーマでお伝えします。
　

私自身は比較的平凡な家庭に生まれ、
今まで相続などは
受けてきていませんが・・・
今まで200件以上の個別相談に
乗って来たおかげもあって、
相続の相談もかなり受けました。
　
また両親や親族の話も聞いて、
相続は意外とプラスになることより、
マイナス面も大きいかなと
端から見ていて感じました。
　
　
・相続人が複数いるときは、
　分けるときにかなり揉めやすい。
　
・現金なら比較的分けやすいが、
　不動産は簡単に分けられず、
　相続税が支払えずに売却という
　流れになることも多い。
　
・また不動産が残せたとしても、
　その土地や建物に縛られる人が多い。
　
・自分のものになっているはずなのに、
　「先祖代々の土地なので売れない」とか
　「建物はそのままにして欲しい」とか
　余計なしがらみが多くて大変。
　
・そして土地活用するとしても、
　リフォームか新築建てるか、
　何に活用するかは判断が難しい。
　
・なのに現状の相続で多いのは、
　７５〜１００歳ぐらいの後期高齢者から、
　６５〜７５歳ぐらいの前期高齢者に
　相続される場合が多くて、
　まともに判断することができない。
　
・良い不動産を相続できたとしても、
　高齢者の方だと色々な意味で、
　有効活用ができないことが多い。
　
・もし若い人が相続したとしても、
　親兄弟や近隣のしがらみなどで、
　余計に手間がかかって、
　上手く生かせる判断ができない。
　
　
まぁ個々の状況によって違いますが、
相談に乗っていくと、
上記のような問題が多いかなぁと。
　
昔は相続って受けられたら、
お金がドカンと入ってくるし、
羨ましいなぁぐらいに思ってましたが、
現実はそんなことはなく。
　
特に根が深い問題は・・・
後期高齢者から前期高齢者へ相続され、
まともに判断できなくて、
活用できずに次世代に持ち越される、
という事例が多いことではないかなと。
　
特に歳を取ってくると、
頭が固くなって人の意見を聞けず、
自分の感情で動いてしまうので・・・
そういう土地持ちの素人の方に、
相続対策と称して儲からない
割高のアパートを建てさせたり
するんだろうなぁと感じました。。
　
なので私も今のところは、
相続受ける予定はありませんが、
相続対策としては・・・
　
　
・相続人がある程度元気な内に、
　資産をどうするか話し合っておく。
　
・不動産などを相続する場合は、
　あらかじめ自分も知識を身につけて、
　どうするか考えておく。
　
・不動産は兄弟などで共同名義だと、
　揉める原因になるので、
　売却するか自分だけの名義に
　できるように準備しておく。
　
・ややこしくなりそうなら、
　相続放棄しても良いかも。
　
　
ちなみに私はもし相続になったら、
自分は放棄して他に譲りますが・・・
売却など絡むときには、
プロなので上手く取引がいくよう、
フォローする動きになるかなと。
　
以上、相続についてのお話でした。
　
　
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PS.
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