フランツ・シューベルトはどんな人?
昨日は、久しぶりにシューベルトの曲を弾いてみました。
曲は「即興曲 90-3」。
シューベルト30歳の時の作品です。
こちらの曲には思い出があります。
約20年前にウィーンに短期留学に行った時のこと。
市庁舎前の広場のスクリーンに映された映像と共に聴きました。
そこで、聴いたこの曲が心に染みました
私の大好きな曲です
今回はこの曲を作った作曲家、
シューベルトについてお話ししていきます
シューベルトと言えば、歌曲「魔王」
音楽の授業の鑑賞曲にもなっています。
フランツ・シューベルト
1797年1月31日、
ウィーン郊外の街リヒテンタールで生まれる。
(12番目の子供)
6歳よりヴァイオリンを始める。
幼い頃から才能を発揮。
11歳で奨学金を獲得。
17歳まで、ピアノや作曲など多くのことを勉強。
この時期に、弦楽器の曲、ピアノ曲、宗教曲を作曲。
18歳ごろの1年間で140曲以上の歌曲を作曲。
シューベルトは「歌曲の王」とも言われています。
学校を卒業後、2年間教師として働きましたが、
音楽に専念することに。
シューベルトは貧しい生活でした。
そんなシューベルトを周囲の友人たちは
宿代や食事代、楽譜代を支払ってあげたりしたそうです。
愛されキャラですね
友達のお陰もあり
23歳でようやく演奏会が開かれました。
シューベルトは尊敬するベートーヴェンに
会う機会もあったようです。
ベートーヴェンはシューベルトの才能を認めました
一日中作曲をする毎日でした。
1825年、楽譜出版が進められ、
少しずつシューベルトの名が知れ渡るようになります。
1828年11月19日。
31歳という若さでこの世を去りました。
シューベルトの希望により、
ベートーヴェンのお墓の隣に
埋葬されています。
短い生涯ではありましたが
世界中の人々にシューベルトの曲は愛されています。
私が大好きな即興曲は、
シューベルト30歳の時の作品です。
最後までご覧いただき
ありがとうございました
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