初めての新型コロナ感染、どうやら軽症だったようで微熱・喉痛・咳…と少し酷めの風邪症状だけ。
しかしそもそも熱発に超弱いヘタレな私、37度後半でももうヘロヘロ、ベッドとお友達でいたここ数日。
今日になってようやく平熱に戻り、その他症状もぐっとマシになってきた。
昨日で隔離期間を終えたダーリンが今朝から出勤、私ももそもそ起き出して少しずつ書類の整理とか
テーブルの片付けとか、身の回りのささいなことをちょっとずつ始めたのだけど…。
ちょっと身体動かすだけでだるい。ものすごーーく身体が重い。これってもしや後遺症…？
まぁこの三日間寝っぱなしだったから、単に病み上がりなだけかもだよね、とゆるゆる動きつつ
生協で届いたグリンピースを新しいうちにどうにかしとこう、と保存食的によく作るピースのペイザンヌを
作り始めた。
グリンピースをさやから外し、ふっくら茹でておいたのを玉ねぎやベーコンと合わせて作るのだけど…
小鍋にバターを溶かし、玉ねぎを炒める。
軽く透き通って玉ねぎの刺激臭が消えるまで、というのが辰巳芳子さんレシピのキモなので、
小鍋に顔を近づけてくんくんくん…あれ？何だこれ匂いがまったくしない？
刺激臭どころかバターの甘い香りも玉ねぎの美味しい匂いもなし、全くの無臭…んなわけない！
とりあえずベーコンを投入してさらに炒めてみる。
バターでじゅわじゅわ炒まる玉ねぎ＆ベーコン…写真からですら甘い香りがしそうなのに、全くの無臭。
これは…間違いない。嗅覚障害だ……！！
気づいてすぐ、その辺の調味料を開けて手当たり次第に嗅いでみる。
醤油系、ソース系、韓国の胡麻油は辛うじてごくかすかに匂いがわかる。
味噌、カレーパウダー、トムヤムペーストはほぼ無臭、スパイス達も砂嗅いでるくらい分からない…
凄いなぁ、ここまで匂いって分からなくなれるんだ、ってことに衝撃
ベーコンと玉ねぎの甘みをまとってほこほこふっくら煮えた豆を、粗潰しにしていただくペイザンヌ。
しみじみ美味しいこの味すら、お味見しても何が何だか
うーーー、嗅覚障害がコロナあるあるなのは知ってはいたし、実のところダーリンが2日前から
怪しい感じだったのだけど…ついにきちゃったか〜〜
食い道楽の私、匂いとか味とかのダメージだけは受けたくなかったよーーーぅ、ちゅらい
しかし匂いはほぼ分からないながらも、なんとなく柑橘系の酸味は美味しく感じるのが不思議。
たまたま目についただけだけど、引きこもり直前に土佐文旦と河内晩柑をどっさり買ってた私ナイス
まだ熱がなかった引きこもり初日に、大量に作って冷蔵庫に放り込んであった文旦ゼリー。
今日で食べ終えちゃったので…
買い置き文旦をムッキーちゃんでむきむきして、またもや大量作成🍊
コロナでの嗅覚障害は、少なくとも4割、調査によっては8割超えで出現する後遺症らしい。
そして6〜8割は2週間以内に改善…とのことで、もう起こるのは仕方ない、後はなんとか早めに
治まってくれることを祈るばかり🙏🏻🙏🏻🙏🏻
だってだって、半年前から楽しみにして、わざわざお日にち合わせて設定していただいた紅茶レッスンに、
希望の日きいていただけた中華レッスン、今しか味わえないお鍋の約束…
どれもこれも匂いや味が分からないで向かうには、切な過ぎる美味しい予定😭
とりあえず仕事帰りのダーリンに亜鉛サプリメント買ってきてもらおう、あとは嗅覚トレーニング…
小さなことからコツコツとっっ