全羅南道&光州美食ツアー③、2日目文化的な午後。 | あいみ屋な日々。

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熱しやすく冷めやすい上、物欲&食欲大魔王。 常に暴走気味でたまにリリカル、そんな日常。
毎日のささやかなしあわせをちょこちょこ綴ってる…「あいみ屋な日々。」

毎度長いです、画像多めです。
お時間ある時にぜひどうぞ♡

さて二日目後半は、午前の部とうって変わった文化的お楽しみ♡



・青磁のカップでいただいた双和(サンファ)茶は、シナモンや生姜の香りにナツメの甘さ、ナッツの香ばしさ…

 身体の芯からぽかぽか、寒い雨の昼下がりにステキにぴったんこだったラブラブ

・朝のお買い物のおかげで。念願の韓国の冬いちご!🍓

・青磁博物館からのー、青磁でのティータイムからのー、青磁のうつわでいただく韓定食!

 前菜にいただいた、黒胡麻のお粥のやさしくしみ渡ること…ラブラブ


美味しいがたくさんな全羅南道の、また別の素敵な一面キラキラ



鮑のおやつにお買い物の後は、木浦の水産業組合からあのゴージャスなバスで小一時間。

高麗青磁の中心地、康津(カンジン)へ。


ここでもさすがの、ミヤ子先生の名誉広報大使パワーが炸裂!

本来定休日の高麗青磁博物館を、ツアーメンバーだけでじっくりゆったり見学させていただける贅沢キラキラ



ガイドのムンさんの細やかな説明に、広々した館内の展示。ゆったり流れる時間…

そう言えば登り窯って朝鮮半島から日本に伝わったんだよね〜。壺の作成過程の展示が面白かったニコニコ


青磁をたっぷり学んだ後は、青磁に癒されるひととき照れ



先生セレクトの、博物館の向かいにある可愛らしいギャラリー&カフェ。

こちら、可愛らしいだけじゃなくて…



選んだ飲み物を、青磁のカップで味わわせていただけるのー!ほっこり♡


メニューには、いわゆるコーヒーやカフェラテなどのカフェっぽいドリンクの他に、

柚子茶や花茶などの韓国らしい選択肢が。

そーれはぜひ韓国らしい飲み物をいただいてみたい♡と選んだのは双和(ソンファ)茶。

韓方らしい香り立ち、色合いは濃いめだけど、お味は意外におだやかでやさしくて…美味しい!

ナツメの甘さにナッツの香ばしさが、おやつのような幸せ感。このお茶好き〜〜〜ラブラブ

(この後マートでインスタントの双和茶を発見、嬉しくなって箱買いして帰ったのだけど…

 ちょっとばかりイメージが違って残念あせる今度レシピ探して自力チャレンジみよう〜コーヒー



そしてこーんな美味しいティータイムに、さらにスペシャル!なんとなんと青磁のお土産つきハートのプレゼント


奥の棚にディスプレイされた大小あれこれの青磁たち。これ…好みのものを選んで持ち帰らせていただけるのだー!



たくさんのバリエーションの青磁たちから、好みのものを選ぶ楽しさラブラブ


選んだうつわに名前を書いた付箋をつけて、お預けすると。

目の前で、ハリのあるオーガンジーのような生地を使ってするする包まれていく…韓国伝統のポジャギだ!

ピンクのミニバラや黄色い蘭、生花を飾ってくださる…シックで鮮やかなブルーに映えてステキラブ


ポジャギ=大事なものを包んで贈るための布、日本の袱紗に近いらしいけどもっとカジュアルな雰囲気。

この透け感が可愛い♡ボリューミーなデザインが愛らしいねラブラブ


こちらのカフェはギャラリーも併設されてるので、うつわ好きさん達はそちらも楽しくチェックウインク

超お手頃のB品から、ゼロの数が大変なことになってる高級品までキラキラ



記念のお持ち帰りは一人1個だったのだけど、こういうのはやっぱり人数分揃えて使いたい!ってことで

お持ち帰りに選んだ平鉢と同じものを、B品で発見して大喜び爆笑



むーふーふーふーふーあぁん可愛いぃ飛び出すハート



そんな青磁にたくさん触れた二日目の夕食は、まさに青磁でいただいた韓定食…圧巻だった!



どっしりした門構えからのぞく建物は、伝統的な韓屋(ハンオク)。




雨上がりのお庭に、建物の灯りが映って幻想的な風景にも…なんてきれいキラキラ



通されるとそこにはもういくつかのパンチャンが。

でもまーだまだこんなもんじゃなかった…!



↑途中経過。これまだ前半戦!



たっくさんの色とりどりなお料理の中、まずはこちらから…と勧められたのは、黒胡麻のお粥。


米粒を残さず仕上げられた、とろりとした韓国風のお粥は胃を守ってくれるそう。

ご馳走の前に何よりの前菜だよねおねがい



お料理がなくならない内に次々運ばれてくる青磁のお皿たち。ひゃーーー圧巻!キラキラ


鮑やら鰻やら、韓国の高級魚イシモチやらを散々いただいておいてなんだけど…すごーく気に入ったのが

とても丁寧に作られてる、って感じでしみじみ美味しかったチャプチェ。毎日食べたいお味照れ


あと椎茸もすっごく美味しかった!特産らしい肉厚の椎茸を天ぷらにしてあっての、甘酢あんかけ。

すごーーく品の良い酢豚的イメージひらめき電球


逆に一回は味わえて良かった、なお品も…まさに『貴重な食文化体験』だったひとこま照れ



三つの出合いもん、という意味合いらしい『三合(サムハプ)』。

出合いもんったらマリアージュ、相乗効果で味を高め合う組み合わせ!


その、三つというのが…茹で豚と、キムチと…ホンオフェ。ホンオフェ!!?

まさか、一生の間に味わう機会が訪れるとは思ってもみなかった食べ物がまさに目の前にびっくり


罰ゲームで有名なスウェーデンの缶詰『シュールストレミング』と言えばもちろん、

世界臭いものランキングの当然の第1位として…

アザラシの中に小鳥を詰め込んで発酵させ、二ヶ月後に肛門から内臓を啜って味わう…という

作り方も食べ方も衝撃的過ぎる、アラスカの『キビヤック』の強烈そうな臭気が第4位。

日本の最高位は5位のくさや、その他熟鮓や納豆も健闘するも上位には届かず…


全羅南道のホンオフェは、そんな世界臭いものランキング堂々第2位!!滝汗


瓶にエイの切り身を入れて発酵させるんだよね、アンモニア臭らしいよね、的予備知識はあったけど。

面白がる興味はあっても、臭いもんについて特段の訴求力は感じてなかったもんであせる

いざ味わうとなると背中に謎の緊張感が…


茹で豚にホンオフェをのせて、キムチをトッピング。

恐る恐る口にしてみる…あ、あれ?意外にそこまでは臭み、強く、ない…?

なんとなく勝手に、強烈な酸味と、サメみたいなフカフカヌカヌカした歯応えを想像してたのだけど、

すごーく弾力のあるカレイかヒラメのエンガワっぽい感じ。食感は好き。そして思いのほか強くない味。


あまりに気負ったからかアンモニアを味わいそびれて、ただやったら歯ごたえ良過ぎる魚肉、みたいな…

…とか思ってる間に、じわりと喉の奥から立ちのぼってきたアンモニア臭👃


あーー、これね、なるほど。でも…私意外とそこまでダメじゃない、かも。

いや臭いけど、許容範囲の外側までは飛び出しきらない、というか…

ただし、あくまで「食べられる」って程度。好きか、美味しいかと言われると、んーーーー……


韓国人の間でも、相当好き嫌いが分かれるらしいホンオフェではあるけれど…

お初の私には、出合いもん感が分からなかったのがくやちぃ〜(´д⊂)

ホンオフェ、そして三合の味わいは、好きな人には病みつきになる味らしい。へぇぇえぇ〜!


食の宝庫全羅南道に伝わる伝統食。最高の美味と感じる人もいるらしい味を体感しきれないのが残念で

さらにもう一切れを三合にしてぱくり。


うん、豚でホンオでキムチ。

うーーー…マリアージュ感味わえず😭


せっかくのおもてなし、高級食品らしいのに、『美味しかった!』って言えないのが残念なのだけど💦

その土地に伝わる、その土地にしかない味。食文化体験としてはこれ以上ない経験!

えぇもん味わわせていただきましたチュー



ホテルに戻って、夜な夜なお散歩お出掛け〜♪

何人か連れ立ってムンさんにお連れいただいて、近くの大きめスーパーへ。


マートよりもっと日常的なお店の雰囲気…いいねいいねぇ〜!爆笑



あまりにも生鮮過ぎて買えず、後ろ髪引かれまくったのが、参加できなくて歯噛みしてた、昨年6月の

先生のツアーで取り上げられていたコマッと呼ばれる貝。あーーー食べてみたかった!

そして生のメセンイ!さすが海が近い康津!


翌日帰るなら、なんとしてもメセンイを持ち帰りたかったけど、さすがにまだ二日目だし…と躊躇。

ムンさんにも「また明日マート行けますし、そこでも絶対売ってますよ〜」と言われて断念したのだけど。

翌日先生に聞いたら「夜中さえ冷蔵庫入れたら、買ってて大丈夫だったよー、冬だし!」とのこと!

残念過ぎた…実はいまだに後悔ちぅチュー

(だって帰国して探したネット販売サイトの冷凍メセンイ、どこも売り切れ!新大久保に探しに行こう💦)



マートのいちごと青磁の平鉢、さっそく洗って盛り付けてみる…あぁ似合う、映えるねステキ!ラブ


スーパーで買ってきたマッコリと、持ってきた機内用おつまみの余りを並べて…

仲良しパジャマパーティー、正確にはもじもじ君パーティー爆笑

パジャマを持参するスーツケース内のスペースも惜しくなる、先生のツアーならではの

ミヤ子先生スペシャルアドバイスのおかげキラキラ今後の旅支度が軽くなりそう〜♪



ところでこの夜のパジャマパーティー真っ最中。胃の具合が瞬間的に悪くなった時間があって…

あっやばい、なんかしらの臨界点超えた感ある胃の様子…と戦慄しつつしばし固まっていたら。

心配してくれた仲良しさん達、お一人が漢方の健胃剤を分けてくれて飲んでみてびっくり。

ものの30分も立たないうちにふっかーーつ!!お願い

そこからはいちごもマッコリもおしゃべりも楽しめて!良い夜だった〜ラブラブ


この日はたまたま一人部屋。胃腸も大量になりつつある荷物も整えて、おやすみなさい〜ぐぅぐぅ


旅行直前の1月、各々どえらい体調不良に見舞われまくってた仲良しグループ。

旅を目一杯楽しむ、ということの他に共通の最重要の隠れミッションがあって…『完食して、健康に帰る!』

それが叶ったのは、身体にやさしいお食事とこの時の漢方薬のおかげ✨感謝でいっぱい〜〜おねがいラブラブ