全羅南道&光州美食ツアー④、美味しいワークショップ×3。 | あいみ屋な日々。

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熱しやすく冷めやすい上、物欲&食欲大魔王。 常に暴走気味でたまにリリカル、そんな日常。
毎日のささやかなしあわせをちょこちょこ綴ってる…「あいみ屋な日々。」

毎度長いです、画像多めです。
お時間ある時にぜひどうぞ♡

長々旅行記も三日目、後半に突入。この日は今回の旅の中でも一番のスペシャルな一日!


だって、韓国の食文化に触れるワークショップが三つに、発酵名人キスンド先生を訪れる日。

しかも!ラストは夢のとり貝のしゃぶしゃぶ…あぁぁ思い出してまた新鮮に興奮しちゃうよねっチュー


そんな盛りだくさんの一日がもちろん一本の日記に収まるわけもなく、昨日に引き続いての前後編。

なんならもっと小分けしたいくらいだけど…頑張ってまとめての備忘録照れ



そんなわけでの、三日目前半ハイライト✨



・甘くなった冬の白菜に、たっぷりの薬念をまとわせて…韓国伝統のキムチ作り、キムジャン体験!

・女性にとっていろんな助けになる上に、甘酸っぱくておいしい♡椿の花のビネガー作り。

・パッションフルーツに有機のお砂糖、材料は以上!最高に美味しいパッションフルーツシロップラブ


楽しい&美味しい体験がてんこ盛りだった一日ラブラブ



寒さの厳しい韓国、野菜が採れなくなる冬に備え、保存食であるキムチを漬けるのだけど…

親族、ご近所総出で、ひと冬分のキムチを大量に漬ける一大行事を『キムジャン』というのだそう。

キムハナ先生の元で味わえたのは、まさにそんなご近所総出感溢れるツアーメンバーでのキムジャン体験爆笑



田園風景の中に佇む、おだやかな雰囲気のハナ先生のアトリエ。

奥の長テーブルには、もうキムジャンの準備が!



キムチの仕込みに使う、薬念(ヤンニョム)の材料。

自家製の唐辛子や野菜の他に、たくさんの副材料!

聞いたことのない海藻(ナイショ🤫)や、自家製の雑穀で作る甘酒のようなお粥…

キムチの複雑な旨みって、こういう風に作られてるんだなぁ〜!


白菜の塩漬けから丁寧にデモンストレーションしていただき、ポイントを教わって…

そんな風に漬けて下さった白菜と、贅沢な材料の薬念でさっそくキムチ作りスタート!おねがい



ただ葉っぱの間に塗りつける…だけじゃないんだなぁ、色んなコツが!


どうやら私、とにかく大量に薬念を塗りつけたいらしい…

つけ過ぎると美味しくないよー、と先生にもお隣のツアーメンバーにもツッコミいただきつつ作業。

めちゃくちゃ控えめにつけてるつもりなのに、気づけば葉の間からもりもり溢れ出そうになってる薬念💧

最終的に、お隣ツアーメンバー(この方、日本人ながらおうちにキムチ冷蔵庫を持ってるという強者!)に

たっぷりしごき落として整形し直してもらうというていたらくあせる



左が、ほんっとつけ過ぎだったらしく平べったい私のキムチ…整形し直してもらってコレとか( ̄▽ ̄;)

そして右の見るからに上手!初めてと思えないほどの美しい仕上がりは、仲良しでペア参加のご夫婦の作キラキラ


しかーしっ、カタチはともかく…ハナ先生の塩漬け白菜に薬念。美味しくないハズがなくー!爆笑



和えたてほやほや、発酵前のキムチがもう美味しいっっラブラブ

酸味がなくて、複雑な辛みとシンプルな塩味白菜。これはこれでおいしい〜♡

作る途中のお味見なんて、キムジャンに参加できたならではの特権だねっキラキラ

(あ、ゴム手袋から直接は食べてないからねっ、片手脱いで写真撮った後、素手の左手でお口に…って誰に言い訳してるんだ😅)


皆でわいわい出来上がったキムチは、匂い漏れしないよう厚手のビニール袋に入れ、3kgのお持ち帰り♡



他の人のと間違わないように、とお隣さんが貸して下さったペンで名前を書き、自分のエコバッグへ。

このしわしわだったキムチの袋、帰国の頃にはパンッパンに…しっかり発酵しててほほーお願い



しかし…これこの量だったから楽しんで終えた感じだけど。お話伺ったキムジャンはこんなもんじゃなく!

思いついて「キムジャン 家庭」で画像検索してみたら…



す、凄まじい量…
塩漬けされた白菜半株でも、あんなに重さがあるのに!
こーれは確かに一家総出の作業になるのも納得あせる


楽しくひと仕事終えた後は、テーブルをきれいにしてひと休み。



キム先生のおふるまい、特製のひんやり甘酸っぱいドリンク…椿の花のビネガーのレモン水割り💐


そう、二つめのワークショップは、椿の花のビネガー作りおねがい



鮮やかな椿の花のような、マゼンダピンクのお帽子がお似合い♡キムハナ先生。

冬の間に摘んで保存しておいた椿の花を、レモンと一緒に煮出すと…なんて綺麗な色あい!


ゆっくりお色や効用を煮出してる間に、椿の花のビネガーの持つ力やいただき方をお話してくださってラブラブ



ハナ先生の用意してくださっていた椿の花のビネガーの材料を混ぜ合わせ、プルトップ型の蓋で封。

女性に嬉しい成分がたくさんらしい椿の花のビネガー、今の時期ももちろんいいけど、夏にも美味しそう!



楽しいワークショップの後、キムジャンとビネガー作りをしてた長テーブルに今度はランチョンマットナイフとフォーク



たくさんのお手製のお料理が並んで… キムハナ先生の美味しいランチラブラブ



蓮の葉包みごはんも好きだったけど…ほうれん草とカリカリじゃこのサラダがほんっと美味しくてー!

お野菜たっぷりドレッシングのおかげで、いくらでもお野菜食べたくなるおいしさ♡


そしてランチのメインは…キムジャンの後のお楽しみらしい、『ポッサム』!



茹で肉を、葉っぱやキムチで巻いていただくポッサム。

キムジャンの後、出来立てのキムチでポッサムを作り手伝った皆で食べるのがお約束なんだそう♡


すぐにいただく薬念和えたてのキムチには、生の牡蠣を刻み込んでいただくのが美味しいんだそうで…

うぉーーーーうっま!!こーれは美味しい、キムジャンやらなくてもこのエッセンスは真似っこしたいお願い

そして真似っこしたいと言えばこの豚肉!ほろっふわっと崩れるほど柔らかく煮えた豚肉、最高〜〜ラブラブ




あぁお腹いっぱい、と言いつつ…デザートはやっぱりベツバラなのよねぇ🍊おねがい

キムハナ先生のところからバスで2時間弱。次のワークショップは、果物を味わうひとときラブラブ


デコポンの摘み取り体験、そしてパッションフルーツシロップ作りのワークショップ音譜



ひろーい温室にたくさんの果樹、今はデコポンがシーズンらしい🍊

貸し出されるデコポンカラーのハットに葉っぱつきサングラスが、温室にお邪魔する正装キラキラ


こんなおとぼけ的装いを身につけてすら、



カッコ良すぎるミヤ子先生!!キラキラ


農園の社長から、美味しいデコポンの見分け方を教わって美味しいピカイチ探し😋
生の果物は持ち帰れないから、収穫は今味わう1個ぶんだけ…ということで目を皿にしてキョロキョロ👀



でも、なかなか思うようなデコポンに出会えてないところでタイムアップ。
仕方なく手近な許容範囲のデコポンを収穫、戻ろうとしたら…
スタッフのおねえさんが、それはイマイチそうだからと手元に収穫したデコポンと交換してくれた♡


↑デコポンの正しい剥き方。

上の凸部分を折り取ってから剥くのが、正しい剥き方なんだそう。へーーーー!!びっくり


なんとなく4人一塊で座ってたテーブル、仲良しさん&先生でそれぞれのデコポンをお味見しあいっこ。

先生のは社長が、私のはスタッフのおねえさんがくれたもの、この二つが飛び抜けて甘くてびっくり。

でも、酸味が強めのもこれはこれでさっぱりしてておいしい💕そしてどれもほんとに良い香り!

しかしどうやって熟度を見分けてるんだろう、ぱっと見わかんないんだよなぁ…さすがプロの目👀


爽やかあまーいおやつの後は、本日三つめのワークショップ♡



パッションフルーツの、シロップ作り!


パッションフルーツの果肉のパックを瓶にあけ、カットした生のパッションフルーツをこそいで追加。

ナイフを入れた瞬間はじけるトロピカルな香り、うわーん美味しそう!ラブ



きゅーんと酸っぱいパッションフルーツに、セットのお砂糖…きび砂糖かな?を何回かに分けて混ぜ混ぜ。

実はこれで完成!キラキラ

ええっ火も入れないの、とびっくり。パッションフルーツの酸味で傷まないらしい。へぇぇえぇーー!びっくり


可愛い箱に詰めて、嬉しいお持ち帰り〜❤


一人ひと瓶、たっぷりではあるんだけど…リピーターさん達は口を揃えて「全然足りないー!」

そんな向きに、おうちで続きを作れる冷凍のパッションフルーツの果肉!

シロップで持ち帰るより、混ぜてない砂糖ぶん重さがマシということで、なるほどグッド!



1.5kgは荷物として純粋に重いけど…日本ではなかなか買えないお品、ここは頑張って購入!

もちろん持ち帰る間に溶けちゃうけど、パッションフルーツの酸味の強さでまず傷まないんだとか照れ


楽しんでくれて、お買い物してくれてありがとう…ということでか、少し傷ありで出荷できないデコポンを

お土産に1コずつもらえることに恋の矢



どれも立派で、傷ありになんてちっとも見えない!

見た目でなんとなくこれかな、と思ったでっかいデコポンを手に取ったら、社長さんが

「この中ではこれが一番まじかるクラウン」と指差してくれた爆笑


果たして、翌日のバスでいただいたデコポンはほんとにほんとに美味しくて。

さすがのプロセレクト!と改めて感心したのでした…🍊🍊🍊




盛りだくさんワークショップ三つを終えて、さぁ潭陽(タミャン)へ。

今回の旅でも訪れるのを本当に楽しみしてた場所、キスンド名人の元へ…後半に続くっ♡