全羅南道&光州美食ツアー②、二日目午前のおさかな天国。 | あいみ屋な日々。

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熱しやすく冷めやすい上、物欲&食欲大魔王。 常に暴走気味でたまにリリカル、そんな日常。
毎日のささやかなしあわせをちょこちょこ綴ってる…「あいみ屋な日々。」

毎度長いです、画像多めです。
お時間ある時にぜひどうぞ♡

一日目からもう長い全羅南道旅備忘録。

朝からたっぷりだった二日目は一本に収まらず…二日目午前中から午後にかけての海産物天国ウインク


そんな今回のハイライトは。



・髪より細い、繊細過ぎる柔らかな舌触りにメロメロ♡ごく短い旬の美味!生メセンイのスープ

・こーれこれこれっ、冬の韓国ということでぜひ味わってみたかったの!旬のあまーいいちご🍓

・複雑な海岸線を持つ全羅南道ならでは、干潟で育つタコの柔らかさ…絶品!テナガダコの鍋

・どこでも必ず食卓にのぼって、毎食食べてた韓国海苔。ここで買ったコレがピカイチだったー!✨



そんなわけでここからはゆっくり、二日目の朝目覚めたところから…ニコニコ



宿泊したエリア、木浦で高級というとても素敵なホテルでの一泊が明けて。

先生がこのホテルを選んだ理由が、朝食のテーブルにお願い



たくさんのパンチャン(=おかず)を引き連れて、あつあつを供されたのは…生メセンイのスープキラキラ


ごく短い冬の時期が旬のメセンイ、カプサアオノリという種類の海藻で日本では流通してないらしい。

ごく細く、滑らかな…繭から取り出した絹の繊維ほどにも繊細な海藻、どうやって収穫してるんだろうびっくり


初めて口にしたメセンイは、何の抵抗も強過ぎる香りもなく、するりとろりと喉に滑り落ちて…美味しい!

昆布やいりこのシンプルなスープに、メセンイと牡蠣。二日酔いの朝でもいただけそうな優しさラブラブ


しかし…こんななもしみじみ優しいスープなのに。

ガイドのムンさんいわく、韓国には

『憎らしい婿さん、娘を大切にしない婿さんにはメセンイスープを』って言葉があるらしい。

メセンイでとろみのついたスープは冷めなくて、あっつあつで飲んだらさぞかし火傷しそうな…ふふふ照れ



メセンイには組み合わせのお約束があって、貝類、特に牡蠣と抜群の相性なんだそう。

まさにその通り牡蠣とのスープとして出てきて、ほんっと美味しかった〜〜照れ

朝食のテーブルがご一緒だったミヤ子先生のお勧めで、キムチをのせてミニメセンイクッパ。絶品キラキラ


メセンイ…美食だらけの今回のツアーで、実は一番気に入った食材ラブ

この生メセンイスープを朝食に出してくれるのがこのホテルだけだったから、予算的に高めだけど

一泊目をここに決めたんだそう。

んもーーーすんばらしい食材に出会わせて下さって、先生に感謝感激!な朝ごはんだったおねがい



さて食後。

ホテルをチェックアウトしてバスに乗り、前夜に乾物パーティーを楽しんだ乾物通りへ。

今度はお買い物へと向かう、ウキウキの道すがら…ふと、自分の足元に目がいき…仰天!!ポーン



ホ…ホテルのスリッパ!!!ゲロー


とってもいいホテルで、備え付けのスリッパに相当厚みがあってしっかりした靴底だったから、つい。

お気に入りのグレージュのぬくぬく帽子の色との、色味があんまりぴったりで違和感なく、つい…


いやいやいやいやいや。

ないわーーーーーーーーー⊂⌒~⊃。Д。)⊃


先生もムンさんも、ツアーの参加者さまも皆さま温かく笑い飛ばして下さり、とりあえずはひと息笑い泣き

ホテルへのご連絡、その後の予定等色々調整の上、乾物通りの買い物後にホテルに戻って下さることに…

あぁせめてとんでもなく離れてなくて良かった…貴重な時間を申し訳ない〜〜〜汗


↑大変に履き心地が良過ぎたスリッパ。。


そんなわけで、冬の雨の乾物通りをまさかのスリッパでお買い物。・゚・(ノ∀`)・゚・。 


しかーし足元はさておき。

さすが『乾物』通り、すっばらしい食材たくさんでほんっと楽しかったー!ラブ



味が濃くて旨みが強くて、苦みがなくてやわらかい。先生お勧めのお店のじゃこの美味しかったこと!

それから韓国海苔。ハイライトにも書いたけど、あちこちで口にした海苔の中でも最高だったー!

私、普段買ってる海苔もそうだけど、粗めで厚みがあって、口溶けと香りがいいタイプが好きみたい。

それなりにたくさん買ったけど、もっと買えば良かったって後悔したものno.1。美味しかった〜〜お願い


楽しいお買い物はさらに引き続き♡

前日の夜にケーブルカーに行った分できた隙間時間に、マートに寄らせてもらえることに!

そして…



そのタイミングでホテルにも寄っていただけて🙏


無事スリッパのお返し&ブーツの受け取り…温かくにこやかにお待ちくださったムンさんにも、

笑いに変えまくって下さった先生にも感謝でいっぱい💦

ツアー開催歴11年の先生にも、ガイド歴30年以上のムンさんにもお初の伝説〜とお墨付き(?)も頂けて、

初参加でがっつり爪痕残したらしいアホさ加減( ̄▽ ̄;)


さて足元も無事ぬくぬくになって♡

あれこれ見て回るマート、めちゃくちゃ楽しかった〜!!


そもそも旅行先で寄る市場やスーパーってたまらなく好きで、おまけに参加者さんは韓国通だらけキラキラ

「これ美味しいのよ〜」「あっこれこういう風に使うやつ!」んもーーー最高に楽しいっっラブ


そして今回のマートでの一番のお目当ても買えてラブラブ



冬の韓国と言ったら…仲良しさんからぜひ!!ときいてた完熟いちご🍓

種まで真っ赤で、ころんとジューシィそうで…なんて美味しそう!!照れ

(日本と韓国のいちご話は、センシティブな問題も含むけど…ここは食材への興味ということでひとつあせる


海産物にマート、楽しいお買い物で小腹もすいてきた頃合い。

二日目のお昼ごはんもまさにこのエリアならではのひと品、テナガダコのお鍋🐙



手に貼りつきまくるほど元気なテナガダコは火が通っても淡いグレーで、これこそが干潟のタコの証。

辛みゼロのやさしいスープで煮られたタコは、いわゆるタコの食感と全然違う!!

さっと火を通した状態もながーーく煮てからも、ずっとぷにゅぷにゅ柔らかいの照れ



煮えたはしから、お店の方が手際良くハサミでカットして下さるタコももっちろん美味しいのだけど…

このスープが滋味深くて!時間さえ許されたらぜーんぶ飲み干したかった〜チュー


朝食はメセンイ、朝の乾物通りにお昼はテナガダコ、そしてさらに海産物への知識を濃く深く♡

午後からは木浦の水産業協同組合への見学へ。



(名誉広報大使の先生、むしろ美しいお顔そのままでいいのかも…?とお聞きしたら快くOK下さってラブラブ

ガイドのムンさんやワークショップの先生方も大丈夫とのこと、ツアーメンバーのお顔だけぼかしつつ

引き続きレポ書いて参ります〜♡)


名誉広報大使のミヤ子先生を迎えるべく、入り口にはずらりと組合の方々、玄関モニタでのお迎えも!


広い会議場へご案内下さり、木浦の昔の市場の様子から、現在建設・稼働中のセリ場についての説明が

カッコいい動画になってて感激。すごく面白い!



そして韓国・全羅南道での漁業についてのパネルでの展示を見たり、新しいセリ場を見せていただいたり。


このピッカピカのセリ場、ついさっきまでまさにここでセリが行われていたとは思えない、

完成したばかりのような清潔感!

清潔を保つために必要なことに心を砕いてつくられた場所だからだそう、説得力半端なしキラキラ


お迎えからご案内まで、細やかなお心配りの後は…なんともゴージャスなおやつまで爆笑



今朝セリにかかったばかりというアワビのお刺身がおやつ。水産業組合の方からのおもてなしサービスキラキラ

アワビがおやつ?!さすがは名誉広報大使ミヤ子先生のツアー!爆笑


日本人のツアーだからということでか、わさび醤油も出して下さったけど気に入ったのはごま油塩。

韓国って、どこ行ってもほんっとごま油と塩のレベルが高くて凄いなぁ…美味しかったぁぁ〜ラブラブ



今年の4月には売店を含むエリアも全面オープンするみたいだけど、残念ながら今の時期はオープン直前。

でも、一軒だけお買い物できるショップを営業して下さってて、おやつの続き?!試食大会〜音譜



焼き海苔にノーマル海苔、どちらもそれぞれの持ち味♡


ここの海苔は、コプチャン(牛のホルモン、小腸)のように波打ってるのが特徴、控えめで上品な味付け。

ほんっと海苔ってこんなにお店や場所で味が違うんだなぁ…


海苔の他にもわかめや干物の魚なんかもたくさん。

びっくりしたのがイシモチ!日本ではさほど流通も多くなく、比較的安価なお魚に入るけど、

イシモチをこよなく愛する韓国では、丁寧に縛られた干物の値段に目が飛び出そうにポーン

なんと10尾で50万ウォン!手のひらを伸ばしたより少し大きいくらいのサイズ感で、一尾5000円の干物👀


日本人にとっては高級魚の鯛は、韓国人にとってはさほどの価値はないらしい、とか、

日本でひとくくりにしてる太刀魚、ほんの少し違う2種類を韓国では分けて使い分けてる、とか、

日本ではかまぼこの材料になりがちな、一見同じに見えるグチやニベの仲間も味わい分けてる…とか。

ほんとところ変わればだよねぇ、お隣の国でもこんなにあれこれ違って、でもそれが面白い!

日本の中でも地方でだいぶ違ったりするもんねぇ、そう考えると勝手にぐぐっと身近な気分に照れ



この後、焼きものの里に寄っての楽しいティータイム、スペシャル晩ごはんと続くのだけど…

だーいぶ長いのでこの辺でウインク


その③は、おさかな天国を終えてのティータイムから…コーヒー