象の夢を見たことはない -251ページ目

さ、サルが!

インドの田舎道をタクシーに乗って走ってたとき、モーターバイクバイクが前方を走っていた。

インドの田舎ってったらとんでもない田舎である。道は土だし、牛はこっちを見ているし。

$ニャンちゅうなブログ-にらみをきかせる牛

つっても、ここはバンガロールの郊外である。バンガロール、今は新しい空港もできハイウェーも出来、なんつってるが、いまでも町を出れば10分もせずにこんな感じだろう。

で、そのバイク、なんだか様子がおかしい。誰も乗っていないように見える。

だんだん近づいてきた。

「うぉっ、さ、さるサルライダーが。猿がバイクに乗っとる!」

す、すげえぜ、インドインド。すげえとは思っていたが、これほどまでにすげえとは思わんかったぜあせる

よく見たみたら、7、8歳の小学生だった。ちゃんちゃん。
まったく、びっくりさせやがるぜふぅ、インド。

えっ!しょう、小学生!?二度見した。

というのを、今日の讀賣オンラインのニュースを見て思い出した。
「すり減ったから」タイヤ盗み車で運ぶ…小中学生3人
昔は日本もこんな悪さするヤツが結構いたと思うんだけどなあ。

プリンシプルとはなにか

プリンシプルとは考え抜くことである。

プリンシプルとは何と訳してよいか知らない。原則とでもいうのか。-
白洲次郎氏の『プリンシプルのない日本』の副題である。
言葉がないところに考え方が育つはずなどない。

プリンシプル-原則・原理。主義。

では、どうやったらその原則・原理。主義というのが身に付くのか。
身に付く、そう考えた時点で半分アウトである。
プリンシプル、育てるものであって、まとえるものではない。

少しデータが古いが、インドのCMMIレベル5取得企業は2007年時点で75社、世界の約2/3を占めた。またISOの認証においても、過去にISO 9001の第三者認証が2005年の40,000件から2006年では2倍の80,000件に増加した経緯があり、認証取得熱が高まると一挙に認証が増える。
一方、このISO認証については当時のISO事務総長、Alan Bryden氏がインドのIT認証レベルの低さを懸念する言及をしている。すなわち、これらの認証はその国の認証機関に委ねられており、責任を持って認証付与が行われているかどうか、要するに「てっとり早く」実施されているケースもあるとして気がかりなことだと述べていた。
インド人、それもCMMIレベル5を取得している企業の社員と仕事したことがあるIT技術者ならわかると思うが、彼らの製品品質確保能力は著しく低い。実力的にはレベル1としか考えられない企業がレベル5を取得していたりして、えらいめに会った方も多いと思う。

それがプリンシプルをまとうというケースである。ただそれで国際競争に勝てればいいのであって、インドが強いのは自国内に11億人という市場人口を抱えているからである。どのみち、そういう国は草刈り場にしかならないだろうけれど。

村上龍と蓮實重彦との対談で、日本人の学者や政治家の表象能力について言及しているくだりがある(対談集 『存在の耐えがたきサルサ』文春文庫)。国際学会での発表の仕方でも、日本はまだ「至らない国」であると蓮實氏。
村上龍が『ヒュウガウィルス』を書くときに参考になる本はないかと探していて、J・ダーネルの『分子細胞生物学』を買って読んだのだけれど、ぜんぜん暗号を読んでいるようでわからない。生物学辞典とか免疫学辞典とか読みながら2か月くらいかかってどうにか読んだんだけれど、読み切ったときに、遺伝子とかウィルスとかがどのくらい小さいかイメージとしてわかったと。イメージとしてわかった時に書ける気がしたと。その時に思ったのは、生物学の成果とか、それを平易に解説する本とかだと、アメリカのものが圧倒的によい。日本の本は入門書としてまったくだめで、多田富雄の本は、まったく役にたたなかったと。
蓮實氏は、それに対し、表象能力を評価する機構が、日本では欠けているというよりどこにもないと答えた。

表象をやるには技術論をやるしかないが、その技術というのはたんなる小手先の技術だったり飾ることではない。メタファーにしても本当にいいメタファーは一つしかないわけでそれをどう厳密に探すかということを小説の場合考えますと村上龍は答え、そこで、冒頭の結論を抱くに至った言葉に続く。

「僕が以前、『旅芸人の記録』のアンゲロプロスと対談した時に、映画にとっていちばん大事なことって何ですかと聞いたんですよ。脚本だというかと思ってたんですけれど、アンゲロプロスは考え抜くことだと言ったんですよ。僕は泣きそうになっちゃって(笑)、感動して。あるテーマが自分のなかに生まれてそれを脚本に書く前に、何回も何回も考えることだ。そうしているうちに脚本は精神性を帯びると。」

精神性を帯びるまで考え抜く。
それがプリンシプルを育てるためにも必要で、だからそのための手段としてヨーロッパでは委員会という機構が作られている。委員会というのは歴史からの要請でもあるが、その本来的な意義はプリンシプルを作ることであり、その場でISOだったり、CMMIだったり、叩かれ考え抜かれる。そしてその結果、それらが帯びる精神性をドイツ人は大切にしている。そういうことをわかっていないと、「なんでこいつらはこんなに頑固なんだ。なんだよ、プリンシプルって」なんていうふうになる。

翻って考えてみれば、日本に今そういう土壌がないかといえば、これはある。どこにあるか。企業内にある。
トヨタとかデンソーとか見ればよい。5回のなぜを繰り返す。多かれ少なかれどの製造メーカーでも日常そういうことをやっているはずである。
カイゼンなどは完璧なプリンシプルである。あれは技術ではない。精神である。中に勤めていてそんなことに気づいてない技術者もいるけれど。だから一朝一夕にまとえるものではない。IT企業含め、多くの企業がそれを導入しようとして失敗したのは、それが技術だと思っていたからである。

日本人とプリンシプル、相容れないものではないし、絶対にその素地はある。
ガンバレ、にっぽん

国際標準戦争

国際標準戦争。『追跡AtoZ』の再放送。

ISOなどのメジャーな国際標準化団体は欧州にある。
国際標準を満たさねば輸出できない。あるいは政府調達の対象にならない。
欧州は国際標準を武器に市場を守り、WTOを通じてその覇権を世界へ拡大しようとする。

標準化において日本はこれまで欧州列強の後塵を拝し辛酸を舐めてきた。携帯電話しかり、そして先ごろ薄型テレビが、「画面への照明などの写り込みが不快感を引き起こす」との理由で一部が輸出できなくなる危機に直面した。


最初の10分だけ見た。ドイツと日本は標準化において宿命のライバルらしい。
標準化会議に出席していた日本人とドイツ人の口論の模様が、ティピカルな感じで笑ってしまった。

ドイツから教授を招いてカントの講義を受けるという大学のシンポジウムに出たとき、アカデミックなドイツ人という人種に初めて出会った。一言でいえば、プリンシプルと一貫性を持った頑固者で、教条主義、啓蒙主義的。
そういや『プリンシプルのない日本』って読んだなあ。白洲次郎さんの本。イギリスに留学していた白洲さんは、欧州と日本の違いを肌で感じていて、その最たるものとして「プリンシプル」ということをあげたと思っているのだけれど。


一神教と多神教。多神教ですらなくて、ご先祖様の霊とか土地の神様とかの関係性でうまくやっていこうという国民性との根本的な違いというのがこういう会議の場で出るのねとひとりうんうんうなずいてしまった。

ドイツって結局そのあとドイツロマン主義で揺り戻しがきて、学問的にはフランスに主役の座を奪われる格好になったのだけれど、いまだに頑固なところは変わってないみたいで。
欧州って日本だとそういう言葉で一括りにしてるけど、決して一枚岩じゃなかったりする。

結局、国際化が進めば進むほどプリンシプルなんて国や立場や民族だったりであいまいにならざるを得ない。それを主張する国を慮りつつ、どうやってほかの国と関係性を結んでいくかっていう全体性で攻めていくしかないと思うし、それは考え方としては「本質はない」という仏教哲学、東洋哲学的な考え方をする日本人の性質のほうに本筋としてはあっているような気もするのだけれど。

マレーシア くだもの編 その2

南国系は、いろんなものがグロテスクです。

昆虫とかでも、日本のものは小さいのでそれほどでもないですが、南国だとたとえばバッタとかカマキリもでかくて、あのデカイきゃつらの腹の部分のあの感じは、「うわっ!叫び」とひいてしまいます。

と意味不明に食欲を落とさせてしまいましたが、引き続き南国フルーツアップ特集です。アゲてみました。
無理やりですか?

この前回の写真。
$ニャンちゅうなブログ-これなーんだ?
友人の旦那の実家(KL)で、おとうさんが庭で試しに作ったそうですが、ドラゴンフルーツです。自宅の庭でドラゴンフルーツが出来てしまうなんて、南国ってばなんてすばらすぃーーいクラッカー

ドラゴンフルーツって何?といわれるそこのアナタ!こういうヤツです。
$ニャンちゅうなブログ-ドラゴンフルーツ

なってるところを見てわかるとおり、サボテンの実なんですね。サンカクサボテンの実なんだそうです。で、サボテンなので園芸用に庭に植えるのはアリだそうで、日本でも「ドラゴンフルーツ」という園芸名で流通しているそうです。
「非常に強壮なサボテンで、寒さに弱い点を除けばこれといって手のかかる事はない。日当たりが良く、水はけの良い土壌に植え付けるだけで誰でも簡単に栽培できる」と。どうでしょう?庭を牛耳っているおとうさんをそそのかして植えてみてはいかがでしょうか。

このドラゴンフルーツは中を割るとこんな感じです。
$ニャンちゅうなブログ-赤いドラゴンフルーツ

これは、果実が赤いタイプです。一般的なドラゴンフルーツは、外形と中身はこんな感じです。
$ニャンちゅうなブログ-白いドラゴン
熟しているヤツなのでちょっとカビってきてるようですが、そういうのほうが旨いです。
割るとこんな感じ。
$ニャンちゅうなブログ-白い方の中身

で、この熟したこの白いヤツより、赤いヤツのほうが数段甘くてウマかったです。
なお、この赤いのはコタキナバルの市場で売ってました。白いのはスーパーでも普通に売ってました。
赤いヤツは見たとおり白いのと違って外見が丸い感じです。市場で探してみてください。
ちなみに日本でもドラゴンフルーツ売ってたりしますが、だいたい白のタイプの輸入品で日持ちさせるために未熟果の段階で収穫しているそうです。しかもドラゴンフルーツ、ほとんど追熟しない果物らしく、そのため味が薄いとのことです。日本だと結構高かったです。高くて味が薄いというのはサギですよね。

やはり、郷に入れば郷に従えで、どうせなら現地でむさぼり食ってください。
なおこの赤い方を貪り食っていると、口のまわりが真っ赤っかになってアホちんみたいに見られるので、人前で食べるときは気をつけてください。

言い忘れましたが、このドラゴンフルーツのサボテン、自由に成長させると10メートル程になるらしいので、そのあたりおとうさんには黙っておく必要があります。

で、こういうメジャーな形のじゃなく、黄色いヤツもコタキナバルの市場では売ってました。
$ニャンちゅうなブログ-ピタヤ

ビニール邪魔。すいません。
これもサンカクサボテンの実でイエローピタヤと言うそうです。なんか知らんけど小さいわりにわりと高めの値段だったのでおいしいだとろうと買ってみましたが、当たりでした。赤いヤツよりうまかったです(ニャンちゅう比)。

中はこんな感じです。
$ニャンちゅうなブログ-イエローピタヤ

ほんとにこれは甘くてうまかったので見つけたら買ってみてください。そこの市場では一周まわってきたらある店ではもうなくなってて結構人気商品でした。

つづく

マレーシア くだもの編 その1

日本にいると季節に関係なく、いろんな野菜が食べれるので忘れてしまいそうになりますが、果物だと特にスイカは夏、秋のはじめに梨、柿と続いてなんていうふうにそれぞれ季節がありますよね。

そういえば、コタキナバルでであった香港の女の子が東京ではじめて桃を食べたと。
あれはジューシーでオイシカッタと目をキラキラさせて話してくれました。東京ディズニーランドよりなによりも、東京の、というより日本の思い出が『桃』だったらしく。。
日本の果物も、捨てたもんじゃありません。日本の果物、中国や香港や韓国なんかでも結構売れるんじゃないでしょうか。

話がずれてしまいましたが、南国もそうで、果物いつも豊富にあるイメージがありますが、乾季は以外と種類が少なく雨季になると天国かしらと思うくらい豊富に出てきます。
タイでも、マレーシアでも、バリ(インドネシア)でもだいたいメジャーなものは同じですが、その土地土地で種類がいろいろあるらしく形や色が違ったり、その土地にしかない果物なんかもあります。

マレーシアでも、半島部とボルネオ島(カリマンタン)でいろいろ違うようで、スーパーなどでも買えますが、市場にいくとスーパーなどでは見られないさまざまな果物が売ってたりします。
下の写真はコタキナバルの日曜日の朝市でいろいろ物色して買ったものです。

<ランブータン>
普通、良くみるランブータンは赤っぽいのですが、黄色のが売ってました。まだ熟してないものなのかと思いましたがどうやらこういう色のものだそうです。

$ニャンちゅうなブログ-黄色いランブータン

ちなみにランブータン、どんな風になっているかというと

$ニャンちゅうなブログ-赤いランブータン

望遠で撮ったのでちょっとピンボケで見にくいですが、こんな感じで木に生っています。これは赤いやつですが。こないだ書いたタマンヌガラで、ロッジのレストラン近くに生えていました。野生のものだとおもいますが、もしかしたら木を植えたのかもしれません。

中身はどんな感じかというと

$ニャンちゅうなブログ-パカッ

こんな感じです。見た目も味も赤いのとそんなには違いませんが、若干こっちのほうが酸味があるのか逆にしっかりした味に思えました。見つけたら食べ比べてみてください。

今日はここまでにします。つづく。
明日はこれ。

$ニャンちゅうなブログ-これなーんだ?

これはさてなんでしょ。当たった人には…なんか考えときます。