朝の効用についての連載記事を三つ終えたところで、ひと休憩。
自然の法則、毎日のことの中に多くの答えが隠れているような気がします。

すぐに朝になりません。だんだん朝になります。
すぐに夜は暗くなりません。だんだんと日が暮れていきます。



寝る直前まで、パソコンなどで仕事をしていたら、すぐに寝れないかもしれません。
(まぁ、電池切れになってたら、バタンキュ。かもしれないですね。)


いつもと同じ格好、いつもと同じ布団なのに、
いつもりより、手足が寒くて寒くて寝付けないのです。。


寒い寒いと思いながら、
いつの間にか寝ていて、朝方には、なんとなくからだがぽかぽかあったかくて目がさめました。
あんなに寒かったのに、どうして今はこんなにあったかいんだろう。って。。


仕事をしていて、神経が興奮している交感神経優位の状態では、血管が収縮し、緊張している状態。
だからですね。

このような状態のときは、交感神経が優位になり、体温が下がっています。
寒いと感じる、または冷えていると感じる。
筋肉、血液が収縮し、身体が緊張しています。
心拍数も上がって、興奮状態にあります。



逆に、副交感神経が優位になると血流がよくなり、身体が弛緩しています。
つまり、これが熟睡のための条件。
特に手足があったかくなると体幹温度は少し下がり、眠る体勢に入ります。


おやすみ。


をするちょっと前から、この副交感神経優位になるように、スイッチをOFFにしていく必要があります。

電気を間接照明にかえたり、キャンドルをともしてみたり。
テレビもOFFして、ゆったりとした音楽を流してみたり。
そんな状態で、歯磨きをしたり、からだのお手入れをしてみたり。

今日の月を感じながら、ダイアリーをつけてみるのもいいですね。



呼吸は、吸うよりも吐く方を長くしながら、
かるくストレッチ。
あばらを伸ばすと効果的です。

目を閉じて、頭皮をマッサージして、こめかみをちょっとツボ押してみて。
だんだん呼吸がゆったり、気持ちが落ち着いてきたら、そろそろお休み。



おやすみなさい。




熟睡とは、質のよい睡眠がとれいている状態。

朝起きた時に、疲れがとれていること。
朝起きた時に、眠さがないとこも熟睡だと思っていたのですが、
私の経験で思い返してみると、いつも緊張していると起きた直後からもすぐにスイッチONになるのではないかと思います。
(寝ている間も起きている状態ですね。)


今は、ON OFFは、スイッチのように急に切り替えるのではなく、
そのゆるやかな坂道があるのが自然なのではないかと思います。


少しずつ日が暮れるように副交感神経が優位になり、
少しずつ朝日が昇るように交換神経が優位になる。


あと熟睡のためには、
心的ストレスと肉体的ストレスのバランスがとれていることも条件になります。
たとえば、仕事で、頭ばかり使ったり、気ばっかり使っていて、身体を動かしていない場合は、眠りが深くありません。
レム睡眠、ノンレム睡眠(身体が休む、脳が休む)のバランスの問題です。