店頭看板の事例(整体院の深層筋治療) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。

整体院さんの『深層筋治療』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

筋肉の表面だけをもみほぐす施術が、多くみられるようになってきました。

この整体院では、そんな浅い所の痛みやコリではなく、もっと深い所の痛みやコリに対する『深層筋治療』をお知らせしている店頭看板です。

お店が、『言いたいこと』はよく分かります。

でも、お店の言いたいことが、お客さんの『聞きたいこと』ではありません。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>深層筋をしっかり伸ばす!
>ディープストレッチコース
>もみほぐしとの組み合わせで
>効果UP!

>30分 ¥2678
>60分 ¥5356




→イキナリ『深層筋をしっかり伸ばす!ディープストレッチコース』と言われても、お客さんにはさっぱり分からないと思います。

→このメニューは、『誰に、喜ばれるのか?』、『どんな効果があるのか?』を、まず先に伝えなければいけません。

→その上で、『なぜ、深層筋をしっかり伸ばさなければいけないのか?』を、伝えてからメニューの紹介という流れになります。

→最後は、予約をいれてもらうように『店名と電話番号』を書いておきましょう。




【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(整体院の深層筋治療)
『もんでもらった時は、気持ちいい
れど、すぐにまた痛くなる・・・』
こんな経験ありませんか?

これは痛みの出る場所が筋肉の浅い
所でなく、深い所にあるからです。
こんな時は深い所の筋肉をしっかり
伸ばす『ディープストレッチ』が
おすすめ!

深い所の筋肉や腱をほぐして血液や
リンパの流れをよくし、痛みやコリ
を改善します。
30分 ¥2678
60分 ¥5356

個室に限りがありますので、まずは
こちらから、ご予約下さい。
『店名・電話番号』




【今回のポイント】

→お客さんが、ふともらした『セリフ』を使って、困っているターゲットに問い掛けます。

→そして、原因をハッキリさせて、『その対策のためのメニューです』と、商品につなげることが今回のポイントです。

→なぜ、原因をハッキリさせる必要があるのかと言うと、『プロでしか分からないこと』だからです。

→お客さんは、痛みやコリがあるのは分かります。

→でも、『何が原因なのか?』分かりません。

→お客さんに何も原因を知らせず、『コレいいですよ』と言うのと、『こんな原因なので、コレいいですよ』と言うのとでは、信頼感がまったく違ってきます。

→なので、プロでしか分からない『原因』をシッカリ伝えて、対策であるメニューにつなげると行動してもらいやすくなるのです。





こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則


なぜ店頭看板が必要なのか?店頭看板の役割は?