店頭看板の事例(スーパーの簡単クッキングパック) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。

スーパーさんの『簡単クッキングパック』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

『何もしたくない時ってありますよね』そんな時の簡単メニューをお知らせしているスーパーさんの店内看板です。

イラストがとても目立ついい店内看板です。

もう少し、お客さんに近づいてもらった方がいいと思います。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>簡単クッキング!
>時間のない時に
>すぐ焼くだけで便利で
>かんたん!美味しい!



→出来合いの惣菜では、手を抜いたようでイヤだし、かと言って、イチから作るのも面倒だし、そんなお母さんに呼び掛けたいですね。

→『今日は、1日忙しかったので、夕食くらいは簡単に済ませたい』と思っているお母さんにとって、フライパンで焼くだけの簡単クッキングはとても魅力的です。

→しかも、スタミナ焼肉なら文句もでないし、と誘惑しやすい食材です。

→最後は、食べているところをイメージさせる言葉で行動を促しましょう。




【変更後看板の文章】

〈例えば〉
店頭看板の事例
(スーパーの簡単クッキングパック)
『今日は、1日忙しかったので、
夕食くらいは簡単に済ませたい』
と思っているお母さんに

フライパンで焼くだけの簡単クッキングパック
はいかがですか?

すぐに出来て、しかも美味しい!
当店自慢のタレで肉の旨みを引き出し
一度食べたらファンになる味わいです。

スタミナ焼肉パック  ¥000

あつあつご飯と一緒にどうぞ!




【今回のポイント】

→『どんな気持ちでお店に来ているのか?』 お客さんの気持ちを言葉にして呼び掛けるのが今回のポイントです。

→この『気持ちを言葉にする』ことが、とても大切です。

→なぜなら、その言葉を読むことで、『そうそう、そうだった・・・』と、今日の自分の行動を思い出すからです。

→『何となく、今日は何もしたくない』という気持ちが、『そうそう、そうだった・・・』と思い出すことでリアルになり、こちらの流れに乗りやすくなります。

→そして、『今日は、これにしとくか』と、行動をしてもらいやすくなるのです。





こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則


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