答えが出ない質問と、答えが出る質問の違いとは? | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。




◆『売上げを上げるには、どうしたらいいですか?』

この質問を、自分自身やコンサルタントに、いくら投げかけても答えが出ません。


どうしてでしょうか?


なぜ? 答えが出ないのでしょうか?



それは、『売上げを上げたい』という願望を言葉にしているだけで、何も決めていないからです。


『〇〇したい』という願望は、誰もが持っています。

しかし、問題や悩みを解消するには、『〇〇する』と決意する必要があるのです。


一番簡単な決意の方法が、『目標』を決めることです。


『いつまでに、いくら、〇〇する』と、自分自身で目標を決めます。


この自分自身で目標を決めることが重要です。


なぜなら、決意の表れが目標だからです。


単なる『数値目標』をいくら立てても、その通りに行きにくいのは、決意が伴っていないからです。


なので、『いつまでに、いくら、〇〇する』と、自分自身で目標を決めることが重要なのです。


<例えば>

『3カ月後、累計売上げを3000万円にする』と、目標を決めます。

先ほどの『売上げを上げたい』という願望と比べても、ハッキリと違いが分かります。


このように目標が決まると、『売上げを上げるには、どうしたらいいですか?』という先ほどの質問が、次のように変わります。



◆『3カ月後、累計売上げを3000万円にするには、どうしたらいいですか?』




単なる願望でなく、ハッキリとした目標が決まったので、『何をしなければいけないのか?』の答えが出しやすくなっています。




しかし、これでもまだ、答えが出にくいのです。


なぜ? 答えが出にくいと思いますか?



目標が決まったので、『何をするのか?』がハッキリと分りました。


しかし、『どうするのか?』という『方法』が、まだハッキリしていません。



この方法を『自分で考えること』が重要です。


自分で考えた方法が、『うまくいくのか?』、『うまくいかないのか?』分からないと思います。


それでも、自分自身で決めた目標の達成方法を、『自分で考えること』がとても重要です。



なぜなら、自分自身で決めた目標の達成方法を、誰かに依存するのでなく、自立して考えることで、さらに決意が強くなるからです。



そうすると質問も次のように変わってきます。


◆『この方法で、3カ月後、累計売上げを3000万円にすることが、できますか?』



あとは、自分自身で考えた『目標の達成方法』を、検討すればいいだけです。



<例えば>

◆『ターゲット』は、誰なのか?

◆『買う理由』は、何なのか?

◆どんな『商品』を用意しなければいけないのか?

◆『販促媒体』は、何を使うのか?




これらをまとめて、達成方法と質問を作ると、次のようになります。


◆『こんなターゲット』に、『こんな買う理由』を伝えて、『こんな商品』を用意して、『こんな販促媒体』を何枚使う方法で

◆3カ月後、累計売上げを3000万円にすることが、できますか?』



これで、『答えが出る質問』の完成です。



この質問を、自分自身やコンサルタントに、投げかけて見て下さい。

必ず答えが返ってきます。


『答えが出る質問』を考えるクセづけをして下さい。


きっと、あなたの強い味方になると思います。






最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則