店頭看板の事例(焼き鳥店の歓送迎会コース) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。

焼き鳥店さんの『歓送迎会コース』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の写真】

  


【コメント】

オフィース街にある焼き鳥店さんの歓送迎会を案内している店頭看板です。

お店紹介サイトに登録されていて、『お得なクーポンが使えますよ』と呼び掛けられています。

お客さん目線で考えると、歓送迎会を任された幹事さんに、呼び掛けたいところです。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>歓送迎会
>ご予約随時承っております!
>十分に満足していただけるコースを
>ご用意してお待ちしております。

>ぐるなびにてお得なクーポン
>と発行しておりますよ
>詳細はぐるなびをご覧下さい。

>店名
>TEL



→幹事さんは仕事をしながら、お店探しや参加者の要望、時間調整と、なにかと苦労が多いと思います。

→そんな幹事さんの気持ちを理解しているお店です。とまずこちらの姿勢を示します。

→料理の味やお店の雰囲気は、多少の違いがあっても、大人数になると違うポイントで困ることがあると思います。

→そんなポイントからスタートして興味を持たせる流れにしていきます。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
店頭看板の事例
(焼き鳥店の歓送迎会コース)
歓送迎会を任された幹事さんへ
お困り事は一緒になって悩みます。

泣きたくなる困り事と対応策
◆突然の参加者のドタキャン
→ご予約の1時間前なら対応OK!
◆時間オーバーの追加料金
→30分までなら無料で延長OK!
◆盛り上がり不足で冷たい視線
→各種の盛り上げグッズをご用意

あったかお鍋で心も体もぽっかぽか
自慢の2つのお鍋コース。
赤鍋(チゲ鍋)、白鍋(鶏の水炊き)

15名様以上で個室空間貸切OK!

困ったら『ちょっと相談が・・・・』と
店長の〇〇まで、お電話ください。
00-0000-0000(営業時間00まで)




【今回のポイント】

→お店のハラハラ・ドキドキは、お客さんのワクワク・ウキウキです。

→ちょっと無茶な対応策かもしれません。

→でも、幹事さんには大変嬉しい対応だと思います。

→今回の決定権者は、幹事さんなので、幹事さんに呼び掛ける事がポイントになります。





こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則


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