店頭看板の事例(クリーニング店の布団のダニ退治) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。

クリーニング店さんの『布団のダニ退治』に関する店頭看板のご相談事例を紹介します。

【現状のラフ案の写真】

  


【ご相談内容】

知人のクリーニング店長から、店頭A看板についてアドバイスを頂けると聞いたので、看板の下書きの画像を添付させて頂きました。

よろしくお願いします。



【ご相談へのコメント】

店頭看板のラフ案ありがとうございます。

面白い切り口ですね。

大筋いい感じですので、この切り口に乗って考えてみます。

少し『商品目線』になり過ぎているところがありますので、『お客さん目線』で書き直していきます。





ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状ラフ案の文章】

>布団を洗うのはいつ?
>今です!
>ダニは梅雨に入ると繁殖期に入り
>8月過ぎには、1万匹超のダニが
>繁殖しています。
>そこで!
>温水洗いは、ダニの好物の脂質を溶かし
>ダニもろとも一掃してくれます!
>圧縮もオススメ!
>ダニを一掃した布団を守ってくれます!



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
店頭看板の事例
(クリーニング店の布団のダニ退治)
お布団からダニを退治するのはいつ?
今です!

ダニは梅雨に入る6月~8月にかけて、お布団の中で卵を産み『1万匹超』と大繁殖します。

掃除機で吸い取る方法もありますが、完全ではありません。

そこで『ダニ退治・温水丸洗い!』

アレルギーの原因、ダニの死骸やフンをダニもろとも一掃します。

『圧縮パック』でさらに安心!
ダニからお布団を守るあなたの強い味方です。




【今回のポイント】

→『商品目線』から、『お客さん目線』です。

→『お布団を洗う』のではなく、お客さんとの『共通の敵』である、『ダニを退治する』発想で進めていきます。

→『圧縮パック』をオススメするのでなく、お客さんの『強い味方』になると気付いてもらうのです。





こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則


なぜ店頭看板が必要なのか?店頭看板の役割は?