店頭看板の事例(こだわり料理店のランチメニュー) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

 こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。

こだわり料理店さんの『ランチメニュー』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の写真】

 

【コメント】

オフィス街のお昼時の1時間は、まさに戦争状態です。

できるなら、『毎日違う、美味しい料理が食べたい』

そう思っているお客さんが多くおられます。

しかし、なにせ限られた時間内で見つけ出すのは大変です。

そんなお客さんにアピールしているのが、この店頭看板です。

こだわりの料理職人さんが考えた、『まかない料理』からの新しい『ランチメニュー』をご案内しています。


メニューの説明も大変わかりやすく、いい感じに仕上がっています。


ただ『分かりやすい』だけに、『どうしても食べたいという刺激』が弱いように感じます。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>店名のランチ
>新メニューのお知らせ
>まかない『オムライ酢』と『スープロールキャベツ』

>酢飯で作ったオムライスです
>ケチャップとお酢の相性がとてもよく、さっぱりとしつこくなく食べ飽きない味です

>自家製のロールキャベツは
>和風だしの野菜たっぷりのスープと一緒にお楽しみ頂けます

>卵も半熟フワフワです
>どうぞお気軽にお立ち寄り下さいませ





【変更後看板の文章】

〈例えば〉
店頭看板の事例
(こだわり料理店のランチメニュー)
◆『1日 18食限定』早い者勝ち!
◆新ランチメニュー
◆『ヘルシー・オムライ酢』&スープロールキャベツ
◆まかないの『人気裏メニュー』が限定で新登場!

◆酢飯を使っているので、ヘルシーで胃もたれせずさっぱり食べられます

◆自家製のロールキャベツは、和風だしの野菜たっぷりスープで相性抜群!

◆数量限定なので、お早目に!
◆電話でのご予約ができます
◆000-000-0000(午前00時00分まで)




【今回のポイント】

→まだ食べたことがないメニューには、『不安』と『好奇心』の両方があります。

→なので、『1日 18食限定』にして、『今、食べなければ損かも』という気持ちを持たせて、不安を消す工夫をしたいところです。

→『オムライ酢』の説明と、それによる『お客さんへのメリット』を伝える必要があります。

→それが『ヘルシー』と頭に付けた理由です。

→また『電話予約ができます』と書いておきましょう。

→なぜなら、『電話予約』を優先することで、いつでも食べられるのでなく、『予約をしないと食べられない』メニューにして、『希少性』を演出することも大切です。




こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則


なぜ店頭看板が必要なのか?店頭看板の役割は?