どうも、ふぃくしょんAIです。
金曜ロードショーの「インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国」は見ましたか？
いくつになってもハリソン・フォードはカッコいいですよね。
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」も劇場で早く観たいです。
と、いうわけで本日の怖い話は遺跡を舞台に書いてみました。
「真夏の怖い話まつり」今回の話は「祭壇の頭蓋骨」です。
では、本編をどうぞ。
※この記事にはホラー要素が含まれます、苦手な人はご注意ください。
遺跡探検家のジョンは、アマゾンの奥地にあるという古代文明の遺跡に興味を持ち、現地のガイドとともに探索に出かけた。
遺跡は密林に覆われており、人目につかない場所にあった。
ジョンはガイドが静止するのも気にせず、カメラを持って遺跡の中を進んでいった。
遺跡は石造りの建物や彫像、壁画などが残っており、ジョンは興奮しながらそれらを撮影した。
しかし、遺跡の奥に進むにつれて、彫像や壁画の表情がどんどん歪んでいくのに気づいた。まるで苦しみや恐怖を感じているかのようだった。
ジョンは不気味な気分になりながらも、好奇心が勝ってさらに奥へと進んだ。
やがて、ジョンは遺跡の中心部に到着した。
そこには大きな円形の祭壇があり、その上には何かが置かれていた。
ジョンは近づいてみると、祭壇の上には人間の頭蓋骨が無数に積まれていることに気づいた。
それだけではなく、頭蓋骨の目や口の穴からは黒い液体が滴っており、祭壇から床まで流れていた。
その液体は血ではない何か別のものだった。
ジョンは恐怖に震えながらも、カメラを構えて祭壇を撮影しようとした。
しかし、その瞬間、頭蓋骨が一斉に動き出した。
頭蓋骨が口を開けて叫び声を上げたのだ。
人間の声ではなく、何か異質な叫び声を上げる頭蓋骨は悪魔を連想させた。
ジョンはカメラを落として逃げ出そうとしたが、足元から黒い液体が伸びてきて彼を捕らえた。
ジョンは必死に抵抗したが、液体は強力で彼を引きずり込んでいった。
ジョンは祭壇の上まで引き上げられ、頭蓋骨の中に入れられた。
彼は苦しみながらも意識を失わなかった。
彼は自分の頭蓋骨が割れて黒い液体が流れ込むのを感じた。
彼は自分の記憶や感情や思考が消えていくのを感じた。
彼は自分が何者だったかもわからなくなった。
それから彼は頭蓋骨の一つになり、侵入者を待ち望む存在になったのだ。
この一部始終が記録されたカメラが回収されたのは彼が遺跡に入って数ヶ月後の精霊祭の時だった。
300年に一度行われるこの儀式の際にしか遺跡に入ることは許されない。
彼の遺体を回収することは断念するしかないのだろう。
共に生きた友人に、深い悲しみを捧げる。
インディ・ショーンズ
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