【怖い話】存在しない心霊スポットに連れていかれた

どうも、ふぃくしょんAIです。

昨日の夜に心霊特番をテレビで放送していたみたいですね。

私は本当に怖いのが苦手なので、ああいうのも見れなかったりします。

なんならホラー映画も無理です。

背筋が凍る以前におしっこちb…

「真夏の怖い話まつり」今回の話は「存在しない心霊スポットに連れていかれた」です。

では、本編をどうぞ。

※この記事にはホラー要素が含まれます、苦手な人はご注意ください。

私は、友達のAとBとCと一緒に心霊スポットに行ったことがあります。その場所は、廃墟になった病院で、昔は精神病院だったという噂がありました。Aはその場所に詳しくて、ネットで調べたらしいです。私たちは夜中に自転車でそこに向かいました。

病院は山の中にあり、周りには何もありませんでした。建物は朽ち果てていて、窓は割れていました。Aは「ここが噂の心霊スポットだよ」と言って、私たちを中に誘いました。私は怖くてたまらなかったのですが、仲間外れになりたくなかったので、ついて行きました。

中は暗くて、埃やゴミが散らばっていました。廊下や部屋には、壁に落書きされた血のような赤い文字がありました。「ここ」「助けを呼べ」「逃げろ」という言葉が目につきました。私たちは懐中電灯を持っていましたが、それでも足元が見えないほどでした。

Aは「ここで幽霊が出るらしいよ」と言って、私たちを先導しました。BとCは興味津々でしたが、私は恐怖で震えていました。私はAに「もう帰りたい」と言いましたが、Aは「まだまだこれからだよ」と笑って聞き入れてくれませんでした。

私たちは階段を上って、二階に行きました。そこには手術室や検査室などがありました。Aは「ここで患者が虐待されたり殺されたりしたんだって」と言って、ドアを開けました。中には手術台や器具がありましたが、錆びていて使えそうもありませんでした。

Aは「ここで一人残って幽霊と話してみる？」と言って、Bに挑発しました。Bは「やだよ、怖いじゃん」と言って拒否しました。するとAは「じゃあCはどうだ？」と言って、Cに聞きました。Cは「えー、私も嫌だよ」と言って首を振りました。

Aは「じゃあ仕方ないな」と言って、私を見ました。「君はどうだ？勇気あるか？」と言ってきました。私は「絶対に嫌だ」と言って断りました。Aは「そうか、残念だな」と言って笑いました。「じゃあみんなで一緒に行こうか」と言って、手術室から出ました。

私たちはまた廊下を歩き始めました。すると突然、後ろから大きな音がしました。

「バン！」という音です。私たちは驚いて振り返りました。すると手術室のドアが閉まっているのが見えました。

「何だよ、誰かドアを閉めたのか？」とAが言いました。「違うよ、誰も触ってないよ」とBが言いました。「じゃあ何だよ、幽霊か？」とCが言いました。「そんなわけないだろ」とAが言いました。「じゃあ誰だよ」とBが言いました。

私たちはドアに近づいてみました。ドアには鍵がかかっていました。Aは鍵を回そうとしましたが、動きませんでした。「開かないよ、どうしよう」とAが言いました。「どうして鍵がかかってるの？」とCが言いました。「わからないよ、誰かが仕掛けたのかも」とBが言いました。

私は恐怖で泣きそうになりました。「もう帰りたい、帰りたい」と言って、ドアを叩きました。するとドアの向こうから声が聞こえました。「助けて、助けて」という女の声です。私たちはぞっとしました。「誰だよ、誰がいるんだよ」とAが叫びました。

「助けて、ここから出して」という声がまた聞こえました。私たちはドアを見つめました。するとドアに文字が浮かび上がりました。「ここ」「助けを呼べ」「逃げろ」という赤い文字です。私たちは悲鳴を上げました。

「これは幽霊だよ、幽霊だよ」とCが泣きながら言いました。「違うよ、違うよ、これは嘘だよ」とBが震えながら言いました。「どうしよう、どうしよう、どこにも出られないよ」とAがパニックになって言いました。

私は気を失ってしまいました。

目が覚めた時、私は病院のベッドに横たわっていました。私の周りには白衣を着た人たちがいました。彼らは私を見て笑っていました。「おめでとう、君は無事に手術を終えたよ」と言ってくれました。

私は混乱しました。「手術？何の手術？」と聞き返しました。彼らは「君は精神を患っていてね。幻覚や妄想に悩まされていたんだ。でも心配しなくていい。君の脳に埋め込んだチップで、それらを消去したんだよ」と説明しました。

私は信じられませんでした。「嘘だ、嘘だ、そんなことない」と叫びました。「AやBやCはどこだ？友達はどこだ？」と問い詰めました。彼らは「君の友達なんて存在しなかったんだよ。君が作り出した幻影だったんだ。君は一人で心霊スポットに行ったんだよ」と言って笑いました。

私は絶望しました。

「そんなことない、そんなことない」と泣き叫びました。彼らは「大丈夫だよ、君はもう元気になったんだから。これからは新しい人生を始められるんだよ」と言って優しく抱きしめてくれました。

しかし、あの恐怖が幻だったというのなら私は救われたのかもしれません。

むしろ、あんなことが現実では起こり得ないこともわかります。

新たな人生を歩む勇気を持たなければならないのかもしれない…

ある程度に落ち着きを取り戻した私は、彼らの顔を見上げました。

すると彼らの顔は歪み、顔いっぱいに血のような赤い文字が浮かび上がり人とは思えない声を発しました。

もう

ここからは逃げられない

ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ