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【高齢出産、自然派ママの執着】
あっこのタイトル、私のことです。
41歳で自然妊娠、
42歳になる手前に出産した高齢出産ママの私。
自然派ママを目指して、完母で育てたい気持ちがありました。
というか、
「添加物だらけの粉ミルクは絶対いや」
と思っていた。
母乳が一番の栄養という考えで、
「娘を健康で元気な育てたい」
という思いの強い私には
粉ミルクが嫌でなりませんでした。
でも、生まれた娘は舌小帯短縮といって、
舌の動きに制限があり、
おっぱいが上手に飲めませんでした。
母乳は、受注生産、
飲まれないと母乳も作られません。
飲んでもらえないと母乳は増えない＝減ってしまう。
１回の授乳を助産師さんに教えてもらった通り、
左右ともに30分づつあげるも、娘が飲めるのは10ccあるかないか。
それでも１回あたり１時間かけて、
その10ccあるかないかのために
助産師さんに言われた通り、
３時間に1回、１日８回、1回あたり母乳1時間に
粉ミルク作ったり飲ませたりで30分の計1時間半
、
1日の半分は授乳に時間使ってました
夜中も寝ている娘を起こしてはおっぱいをあげ続けました。
自分も相当眠たいのに、目覚ましかけて。
起きれなくて４−5時間寝てしまった時には自分を責めていました。
「おっぱい出なくなるー」って。
「添加物（粉ミルク）を与えたら、娘が不健康になるー」って。
ひどい時には、夜中家で仕事している主人に
「なんで起こしてくれへんかったんよー」って。
神経質ですよね
はい、相当。
毎週、桶谷式母乳マッサージにも通ってたなぁ。
必死だったし、
完母で育てているママが
羨ましくてなりませんでした。
当時育児日記に書いていた内容は、
ほぼ授乳と自分が食べたもの
（自分の食べたものも母乳の質に関係するという考えのもと）についてでした。
授乳にこだわらずにいたら、
もっと穏やかに子供の成長のことも書けていただろうなと。
当時の私は、
粉ミルク＝添加物
添加物＝子供を不健康にするもの
と決めつけていました。
何より、
娘の力を信じることができていなかったなと。
たとえ、添加物を多少体の中に入れてしまうことになっても、
出せる力があれば良い。
今なら、そう思えます。
娘は、生後３ヶ月くらいから
母乳も上手に飲めるようになり、
１回あたりに飲める母乳も増えていきましたが、粉ミルクにはずっとお世話になりました。
たとえ自分が外出中でも、
粉ミルクをあげるだけで済ませずに、
必ず母乳をあげてから粉ミルクをあげてた。
１ccでも母乳を多くあげたかった私の執着です。
娘が母乳を１歳６ヶ月で卒業するまで、
ずっと手放せなかった執着です。
そんな娘は、まるで私に
「ママ、私は元気な子に育つから大丈夫だよ」と
教えてくれているかのように、
生まれてから今まで３年と１０ヶ月、
便秘も下痢もなければ、熱を出しても、
出しきって、すぐ元気になる。
看病という看病を私は、
経験したことがありません。
娘は私に執着を手放し、
そのエネルギーを「信じる」ことに
向けることを教えてくれているのかなぁ。
これを書きながら、当時の自分を思い出し、
なぜか涙がポロポロ溢れてきて
止まりません。
必死だったなぁ私。
また、別の執着について書いてみようかな。
続きはコチラ↓
高齢出産、自然派ママの執着〜その２ 布オムツへの執着
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