「龍が如く8」
「龍が如く7 光と闇の行方」をクリア。
前回のFF7リメイク同様に龍が如く7は約3年以上積んだ後、8が出る+先に「名を消した男」をクリアしたのでようやく重い腰をあげてプレイしました。
(以下ネタバレ無しレビュー)
【龍が如く7 光と闇の行方】
龍が如く7はコマンドRPGになったことへの戸惑いもあり、楽しくなるまでは結構な時間を要しましたが、戦闘はキャラ強くなればなるほどテンポが良くなるし、これまでのシリーズ同様に街中でのアクティビティやミニゲームがキャラの強さやゲーム進行をスムーズにすることに繋がっており、ゲームプレイの1つ1つが無駄にならないのは本当に楽しかった
ゲームのベースはペルソナ5を意識した作りになっているのも遊びやすく、サイドストーリーとメインストーリーのバランスも良かった。8のために駆け抜けるようにプレイしてしまったのでまたいつか実績コンプなど狙ってやり込みたい
出た当初はなんて絵面なんだwwって思ったキャラクターたちもクリアする頃には全員好きになっており、主人公の春日一番をはじめとした7からのオリジナルキャラと6までのシリーズキャラとの調和も取れてるし、異物感みたいなものは最初だけだと思う。キャラクターの掘り下げが巧みで「上げて下げる、下げて上げる」を上手く使っていて、感情が揺さぶられるシーンがたくさんあった。
ストーリーはヤクザ社会の終焉をテーマに描いており、今後のシリーズへの展望も感じさせる内容で良かったと思う。東城会レジェンズの登場のさせ方も熱かったし、桐生一馬のストーリーと春日一番のストーリーが交じり合う終盤も全く違和感なく繋がり、納得の結末でした
↑兄さん強かった
【総評】86点(A+)
(Xbox Game Passでプレイ)
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【龍が如く8】
7から3年後が舞台ということで春日たちの環境変化から始まる。90年代TVドラマ風の展開が続き、ここからどうしてハワイへ?と思っていたら、あれよあれよと事態は混迷を極めて行き、勇者パーティ再結成からのハワイへ。
良い感じに老けた桐生ちゃんも合流し、本格的なW主人公モノとしてのストーリーが展開する。桐生ちゃんが癌に蝕まれ、治療をしなければ余命いくばくもないことも明かされる。春日の実母「茜」を探すストーリーと桐生の極道として、人として、人生のやり残しを埋めていくストーリーの2つの軸。前作の「光と闇の行方」ってサブタイトルがここにも掛かってることに感心した
ハワイ、横浜、東京の3都市をまたにかけ、過去最大級のボリュームというのは事前に知っていたが、ストーリーも思ってた以上に厚みがあり、春日サイド桐生サイドそれぞれで1作出来る内容。7でも光った各キャラクターの巧みな掘り下げ方は今作も健在で、既存・新キャラともに全員魅力的。
↑ヴィランオブザイヤー2024暫定1位
その中でも最初に春日たちと対峙する山井豊はシリーズでもトップレベルに好きなキャラになった。初見のまたヴィラン(cv子安武人)かい!って印象から、道中で「あっ、春日サイドでの真島の兄さん枠かこいつ!」ってなって、中盤から終盤にかけてさらに印象が変わっていくのは間違いなく本作のMVP。ストーリー的にも重要な立ち位置で本当に良いキャラでした。
別な意味で話題になったアサクラの神?演技は是非実際にプレイして体験して欲しいただ、キャラクターとしてのアサクラは現実の彼よりも応援したくなる良いキャラだったように思うw
ガチャピン、ムックなどゲストキャラクターも過去最多。メインキャラクターのエリック・トミザワとして出演のKing Gnuの井口理は最初こそ演技に不安を感じさせたが、トミザワというキャラクターに用意されたストーリーの良さも相まって最終的にはとても良かった。長谷川博己、堤真一ら俳優陣も素晴らしかったです。
↑旅の思い出たち
プレイフィールは7からの正当進化。前作同様に絆を上げていくとこでどんどん戦闘のテンポが良くなり、桐生ちゃんは操作がアクションになる要素など詰め込むだけ詰め込んだ感が凄い。前作で不満だった移動もセグウェイもどきのOKAサーファーで格段に快適に。
キャラクターが増えたことで編成や育成が大変そうと思っていたが、春日サイド桐生サイドで終盤はしっかりパーティ分けされ、お金も膨大に手に入る仕様になっていてその辺の心配は杞憂に終わった。そのパーティ分けもそれぞれのストーリーに沿った完璧な配置になっており、仲間キャラへの愛着は前作越え絆ビンゴやプレゼントなど、楽しく絆を深められるようになっており本当に楽しい旅でした
↑女性陣は3人ともそれぞれ違う魅力があって好き
バグらしいバグは1つもなく、ストーリーも時事ネタやエンタメで扱うのは難しいネタを交えたものになっていて春日、桐生共に納得の着地点。桐生サイドのエンディングノートも過去作をやってきたシリーズファンへの最大級のファンサ。唯一不満をあげるとすれば長谷川博己演じる海老名正孝の出生について。ネタバレになるので全ては書かないけど、やった人はみんな同じ印象を受けると思う。
これでヤクザをテーマにした龍が如くは最後かな。次作は9じゃなくてナンバリングを外したりしてきそうな気がする。最早ヤクザゲーじゃなくて「龍が如く」という1つのジャンルに今作で完全に昇華したと思う。意欲作であり、傑作でした!
これからプレイする皆さん、BOMVOYAGE!!
【総評】91点(AA)※ドンドコ島含まず
※ドンドコ島についてノータッチなのは触りだけしかやっていないためです。いずれまたやる予定!
(PS5/パッケージ版でプレイ)
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現在FF7リバースをプレイ中。これの後プレイしたいのはP3Rなのでゆっくりじっくりとやる予定。Xbox Game PassでディアブロⅣの配信も控えてるため今年は去年以上にゲームゲームしそう