「Stellar Blade」をクリア。
とは言ってももう結構前クリアしてすぐとある理由(後述)で2周目に入り、フォトモードを待ちつつプレイしてたんだけど、先日のステート・オブ・プレイにて↓
まさかの「NieR:Automata」とのコラボDLCが発表待っていたフォトモードもDLCに合わせて年末実装ということが発表され、以降のプレイ予定のゲームがぐちゃぐちゃに
これは勿論自分プレイ効率の悪さもあるんだけど、2周目進めながらフォトモードを待って、実装されたら一気にトロコンまでやるという計画が全て崩れた。
そんなこんなでゲーム大渋滞中ですが記憶が鮮明な内にまとめておきたい!年末DLC出たらまた加筆!
エロゲー?死にゲー?硬派ゲー?
初報から主人公イヴの圧倒的ビジュアルとエロティックなコスチュームばかり際立って話題になっていた作品。体験版がリリースされてもニーアのパクりとかSEKIROもパクってるとかネガティブな話題が多く、自分でプレイしても世間と同じ印象しかもてなかったんだけど、百聞は一見に如かずということで思い切って購入
とりあえず結論から言うと、
StellarBladeは硬派ゲーであります!
どこが硬派やねん!って感じですが、逆に軟派な要素はイヴのビジュアルとコスチュームのみ。パクりと言われるニーアオートマタで言うならば、2Bのビジュアルに加え、世界観や雰囲気に至るまで性的な表現が用いられていたけど、このゲームは本当にイヴの見た目のみ(正確には一部女性キャラとイヴ)になっています。
ポリコレポリコレ騒がれるようになって久しいゲーム業界ですが、このゲームのコスチューム周りはポリコレに中指を立てるものばかりエロい格好をした強く美しい主人公で何が悪い!と言わんばかりにイヴちゃんが乳や尻を揺らして戦います!
女性目線で見た時もこのゲームの性的表現はかなりものだけど、下世話に感じなかったのはイヴにどんな格好をさせようとこの世界ではノータッチなところにある。完全なる水着だろうが、ほぼ裸のボディースーツだろうが仲間も街の住民もノータッチ。天使天使と呼ばれますが、見た目のことじゃなく存在そのもののことだし、性的な格好を性的と感じるのはプレイヤーのみというこの設計はなかなか他の作品では見られないので個人的にはかなり好感でした。「このコスチュームをエロいと感じるのはあなたがエロいからでは?」というポリコレに対するアンサーにも感じます
ストーリーとプレイフィール
ストーリーのあらすじは
敵対勢力ネイティブによって壊滅した地球を取り戻し、人類を救う使命を果たすため、コロニーの部隊に所属するイヴは、荒れ果てた地上へと降り立つ。 彼女は立ちはだかるネイティブを駆逐し、人類の文明の跡を巡る。 そして隠された真実のピースをつなぎ合わせ、この任務が一筋縄ではいかないことに気づく。
ストーリーの大筋はニーアのそれを参考にしており、途中「進撃の巨人」であったりと日本の漫画、アニメ、ゲーム作品からの多大な影響を感じさせます。中盤くらいまではありがちな展開でしたが、終盤の展開はなかなか目を見張るものがあり、どうなっちゃうんだ?というスリリングなストーリーテリングはとても良かったです。
ただ一点だけ残念だったのはマルチエンディング方式をとっておきながら一周につき一つのエンディングしか見れない点 これはどうしてこうなったのか分かりませんが、三種類あるエンディングを見るには三周必要という近年のゲームとは思えない古風な作り。強くてニューゲームをさせたかったのかなぁ。二周目もカットシーンのスキップがスムーズに出来ずかなりストレスになるので、この辺はどうかアッブデートで改善してもらいたい。
アクションゲームとしては実はニーアってよりはSEKIROの方が近く、比較的ライト目な死にゲーって感じです。死にゲー好きには死にゲーと呼べないくらい緩すぎるでしょうが、普通の人にはノーマルでもかなりの難易度。快適にプレイしたいなら迷わずイージーでやるべきです。なんならイージーでも死ぬ時は死ぬ
はじきや回避を駆使する戦いですが、割とゴリ押しも効くし、慣れてくると上記の動画のようなアクションがガチャプでも出来たりするのでとても楽しい
ゲーム性はミニマムなオープンワールドの探索とメインサブクエストをこなしていく感じ。メインだけ追いかける分にはストーリーは短めですがキャラの強化とストーリーの分岐のためにサブクエや探索もしっかりやらなきゃいけないので思ったよりも時間はかかりました。ミニマムと書いたけど、普通のオープンワールドよりは狭いってだけでマップ自体は広いので移動も結構大変。ファストトラベルも直感的にここ行きたいってタイミングで出来るものではないのでゲームプレイの大部分がイヴちゃんのお尻を見ながらマップを駆け回ることになります個人的にそこまで苦行感はなかったものの、ここはかなり人を選びそうな気がする。
総評
↑釣りなどの収集要素も楽しい
事前評価は決して高くなかったというのも良い方に働いたと思うけど、蓋を開けてみれば圧倒的MYゲーム・オブ・ザ・イヤー候補と呼べるくらい今年今のところ1番の没入度と満足感でした
100%人は選ぶけど、刺さる人には絶対ぶっ刺さる「硬派」なゲーム。中古市場には溢れてるけど一向に値段が下がらないのも「そういうこと」です。イヴちゃんの見た目が刺さった人には文句無く、宗教上の理由でエッチっぽいゲームは買えないって人にも文句無く(硬派なので)おすすめしたい作品でした!
(フォトモードとニーアDLCでさらに神ゲーになってしまう!)
【総評】95点(AA)
~おまけ~
イヴちゃんのベストショット集
(PS5/パッケージ版でプレイ)
※追記予定