「呪術廻戦0」を観てきた。
鬼滅の無限列車編と同じく、今の所原作で1番好きなお話なので期待値は高かったけど、その高い期待値を容易に超える内容。
適度なアニオリも入れつつ、バトルシーンは原作の5割増し。不安要素の一つだった主役乙骨憂太の声優が緒方恵美さんであることによる「シンジくん過ぎる問題」も結果、個人的には差別化出来ていたように思う（シーンによってはとてもとてもシンジくん）ダンガンロンパファンとしては、苗木くんと狛枝くんのような二面性の演技を見ることが出来てとても満足。
これからのアニメの展開も踏まえてか、禪院真希のキャラクター性を凄く魅力的に描いていたり、五条悟と夏油傑の関係性の掘り下げ、夏油役櫻井孝宏さんの"色んな意味"での演じ分けと見所もたっぷり。100分ちょいの長さにも関わらず、凄いボリューム感でおなかいっぱいでした。
呪術廻戦初見、原作0巻未読でも既読でも充分楽しめると思う。これは人によってはネタバレかもしれないけど、虎杖・伏黒・釘崎の新1年ズをファンサでもアニオリでも一切出さなかったのはかえって良かったと思う。「領域展開」もなかったし、知識ゼロでも新鮮に楽しめる映画になってた。
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映画とは逸れるけど、個人的に今ジャンプ本誌の呪術廻戦（死滅回遊編）は全然面白くなくて辛い。話を理解出来てないだけって自分でも思うんだけど、あまりに話が散らかってしまったように思う。渋谷事変中盤からこの雰囲気はあったけど、やっぱり五条の封印は早かったんじゃないかなぁ。進撃の巨人のリヴァイ然り、原作最強チートキャラは何かにつけて戦線離脱しがちなのは少年漫画あるあるだけど、ちょっと呪術は五条が戦線離脱した事でストーリーの柱を失ってしまったように思える。芥見先生には悟の早期の解放、夏油、宿儺、釘崎のその後を早く描いてほしい！（わがまま読者より）