険道、脇道。 | 合気道ママの日々

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合気道LOVE母SWの記録です。

ラクン先生復帰予定を伺いまして、安堵泣き笑いDASH!


ラクン先生や道場師範の代稽古を自分が出来るわけないので、つなぎ役として、稽古相手の育成支援に努めておりますが、これがなかなか険しい道のりであることが分かってきたところですあせる

でも懲りずに、捌き、捌かれ体感〜。
膝行と受身。
上段で手のひら合わせ、前足転身で捌いて、天秤投げ。
上段で手のひら合わせ、前足転身から転回して呼吸法。
振り上げに合わせる練習。
正面打ちの練習。
正面打ち小手返し。

それぞれ取り受け両面から型を伝えて、でも相手により位置関係を調整する工夫も伝えて回り、マッスル勝負とならない、取り受けともに軸に四肢を連動させてるだけ〜を体感できるまで繰り返して頂く…というホント地味で泥臭い身体の使い方稽古です。

手のひらペタリ結びを解くことはアブナイんですよ〜は、結局、お互いに短刀を交差して突き合っている状態を見ていただきましたが、あまり伝わらなかった。。。
かと言って、結びを解いた瞬間に適切に痛い目に遭って頂く、という指導を自分には出来ない…なので取り受け混ぜてもらいつつ稽古させて頂きまして、暑かった合格

しかして稽古終わりに、ハチコサンは退会されるし、ワオサンからは、もっと審査技の稽古をしたいんですが…と言われました不安

実は稽古中、今の稽古の目当てが伝わってないなあ…と、組稽古に割って入らせてもらっていたお二人で。。。
後半になると、自然とこのお二人で組んで稽古されていました。
どうしようもなく冷たい見方ですけども、お二人共に他の方からは稽古相手として望まれていない、でも、相手の存在を気にされないお二人で組んでおられて、楽しそうなら、このままで良いかな、とすら思っていました。

ハチコサンに関しては、最善は尽くしたDASH!と感じますので、またいつか…とご挨拶させて頂きました。
一方、ワオサンには、8月位からは初級中級クラスで審査向けの型稽古をできますよ、と笑顔でお伝えしました。
でも、内心は、どうしよう驚き結びの稽古してたつもりなのに、なんにも伝わってなかったあせると震えておりました。。。

こんな時は、師匠に聴いて頂く。
ワオサンにとっての稽古が、取りの技の手順を覚えていくことならば、ご希望通り、昇級審査当日の合わせる受けはいくらでもやりますけども、審査に向けた稽古期間中、誰が相手をするのか…。
師匠は、一教四教を型通り出来たら、とりあえず3級は受かるだろ〜と仰る。。。

道場に通う理由は、人それぞれで。
人と話すため、友達作りのためって方もいれば、体力向上や維持したい、身体強化したい、デトックスしたい、痩せたい…他にも、自己肯定したい、資格が欲しい、指導をしたい…とか様々でしょうが、それが各人の稽古に臨む姿勢に現われているのだろうな〜と思います。

唯一、道場の稽古指針を稽古生に伝えられるのは審査かと。

だから昇級審査であっても、取り受け審査していただきたい汗
意義なんて分からなくても、相互作用の形を取り受けともに体現出来るようになることとか、当道場の稽古指針を示して頂きたい。
取りだけで満足な方とは、稽古になりません。


夕方稽古は、校庭開放当番後で少し遅刻。
道場師範が横面打ち捌きの指導をしておられましたが、なんと小学5年のトリチャンとモウチュウのドングリ君と姐さんのみあんぐり
道場師範が指導されるこのクラスに、もう少し小中学生が来られたら、週末の混雑ぶりが解消される。

ちょうど横面打ち想定の稽古を午前中にしていたので、トリチャンにも同じ伝え方して、結びについて伝えてみる。
トリチャンには伝わる…。
思い返せば、女性クラスのワオサン以外の方々には伝わっていたようだから、ワオサンへの伝え方を考えれば良いのか、と納得。

ドングリ君は、中学生になり、身長伸びてきて、益々たくましく育ってきているので、オバチャン喜んで、稽古させて頂く。
腕力勝負しようとしても、まだ私のほうが大きいので、ドングリ君の腕に乗ることで重くして調整を促すことも可能で。
また、ドングリ君はそれを理解して、ちゃんと調整するから素晴らしい音譜
相手と向き合い続けて、受け切るウケマクリンにより、柔軟な軸ができてきていて。
どうかこのままスクスクと伸びやかに育っていってね合格という願望が口から出てました(笑)

愉快な稽古相手育成支援の道は険しいけれど、たまに脇道散策を楽しんでデトックスしながら、参りましょう、そうしましょう。