恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記:
四谷に住む作家ネコちゃん、昨春から着付けを習い始め着物ブームです。一時帰国中のNY在住の友人からひな祭り女子会パーティーのお誘い、着物を着ましょう!京都きもの市場で買い仕立て上がったばかりの雅な西陣織帯を締めることに。
松の樹皮を菱形にデザインした古典模様「菊華松皮菱文様」の帯は既に機を畳んだ辻匠織物の謹製、無くなる前にゲット。いち利で誂えたクリーム色の寿光織の御召しに合わせました。
パーティー会場はグランドアーク半蔵門ホテル、四谷から歩ける距離ですがメトロで乗り換え半蔵門駅に到着、梅の花をパチリ。
ホテルの3階の宴会場でひな祭りパーティー、着物姿を撮影してもらいました。
友人は米国在住日本人子女の日本でのサマーキャンプ等を企画しているので様々な女子・女性が集い、お子さん連れの方々も。
着物なので(着物を汚したくないので)立食だと又何も食べられないかも、と心配していましたが、着席パーティーだったのでガッツリ食べたネコちゃん(笑)。
隣は出版者勤務の方で茶道を30年超嗜んでいらっしゃるとのこと、常に発見があるとのお茶の話を伺い、何時か茶道を習いましょう、と決心を新たにしました。
一人10秒で自己紹介、明後日は東日本大震災13周年目なので、大震災の記憶を風化させない為に執筆した文芸小説『絆』をPRさせていただきました。
パーティーを辞して銀座へ。週末の銀座は外人観光客も多く、歩行者天国が大混雑です。ティファニーに綺麗な春の花飾り。
銀座一丁目、瀟洒なホテルモントレの先にある呉服屋さん「いち利」に伺いました。
予約していた「西陣まいづる」の西陣織展示会に滑り込み。常務さんからまいづる謹製の可愛いマカロン型匂い袋をいただき、西陣老舗のお話を拝聴。
蚕は普通4回繭を作るそうですが、3回目の細い生糸で作る「三眠蚕」の帯を拝見、光沢があり柔らかです。
美濃和紙を織り込んだ帯や濃淡のある染め糸で織った帯、螺鈿(!)を織り込んだ高価な帯も見せていただきました。
101匹わんちゃんの帯(!)に有名な(超高価な!)ゴブラン織。
ネコちゃんの愛読雑誌「美しいキモノ」に掲載されていた帯も拝見、素晴らしい帯ですが衝動買いできるお値段ではないので検討中(笑)。
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(by 恋愛小説作家 愛川耀)