今日は実家にお掃除のお手伝いに行く日
腰が痛いから座って行けるように始発電車に乗って出発を待ってたのね
そうしたらさ 前に座っていたおじさんがさ 自分のカバンで二人分の席を確保して立ち上がったんだよ
なんだ？って思ってたら 白杖の女性を案内してきて自分の隣に座らせてあげたの
うわー素敵 紳士だわーってほっこりしてたのも束の間よ
紳士が白杖の女性にマスク無しの顔を向けて話し出したのよ
白杖の女性は「はい」とか「そうなんですね」とか相槌しか返してないのに
あきらかに困惑してるのに全然話がとまらないんだこれが
うわー迷惑 マスクしてたとしても迷惑
でも紳士は相手が迷惑がってるなんて微塵も感じる様子なく話続ける
あー白杖の女性 可哀想
親切にしてもらったからむげにすることもできない
白杖の女性はさ たぶん電車で通勤してるんだからさ別に席なんて案内してもらわなくても絶対大丈夫だと思うんだよね
知らないおじさんの話を延々と聞かされるくらいなら座らない方がましだよね
気の毒に降りる駅まで延々と話を聞かされてましたよ
これがキャバ嬢なら料金が発生するよ
こういうのってさ 子どもが小さい時によくやられたよね
「あらーかわいいー何歳なの？」とか話しかけてきてさ
そのあとずーっと自分の話をしてくるおばさん
いたよねー 本当に大嫌いだった！
なんで無料で見ず知らずのおばさんの話聞いてやんなきゃいけないのよ！っていつも思ってた
その間子どもはほったらかしよ
わたしこのたぐいのおじさんおばさんをテロリストだと思ってたからね
はい 心が貧しい女です
あー朝から嫌な物見ちゃったわ
っとご立腹のわたしですが
当の白杖の女性はなんとも思ってなかったかもね