１０％

あいっぴぃがさ　家庭科の宿題でね

ダンナにインタビューしてたのよ

「家事を手伝っていますか？」

「家事はすべて妻に任せています」

家事はすべて…　

わたしは　彼が思っている家事すべてに含まれている仕事の

いったい何パーセントくらいをやっているだろうか…

なんか　ごめん

なんか手抜きすぎて申し訳ない

っと　肩身の狭い思いで　こっそり聞いていると

「あなたが　手伝っている家事は何ですか？」

「週２回のゴミ出しです」

パパ　2週間に１度　買い出しにも付き合ってもらってるよ

そんなに　自分を責めないで

「自分は　家事に何パーセントくらい貢献していると思いますか？」

「１０％です」

はぁ　１０％

わたしがまとめたごみを　玄関からマンションの入り口に運ぶだけで

１０％になっちゃうの

これは…　これはどのように受け止めたらいいのだろうか

あんた自分の家事貢献を過大評価しすぎだよ　なのか

わたしの家事負担を過小評価しすぎだよ　なのか

わかった　このままでいいってことだ

手抜きまくりの家事でいいってことだね

それを後ろめたく思わなくていいってことだね

ダンナばっかり　働かせて　自分は手抜きの専業主婦で

なんか申し訳ないな～って　思ってたけど

気が楽になった