書道家っていうのは なにをもってして 書道家というのでしょう
書いた 書(作品って言うの?)が 売れた時
初めて 書道家といえるのでしょうか
自分で 「オレは書道家だ」って決めたら書道家なのでしょうか
「オレは 今日から書道家めざします」
ヒロトが学校から帰ってくるなり いきなり宣言
「オレは 書道部の 半田清舟になります」
書道部… あっ ヒロト 部活決めたんだ
書道部… 水泳部と一緒に廃部になったはずなのに…
新任の国語教師が顧問を引き受けてくれて 奇跡の復活
こちらの男性が半田清舟 ヒロトが愛読しているマンガの主人公で
若き書道家です
水泳部が廃部になって 部活難民だった ヒロト君
書道部に入部することにしました
運動部からのお誘いもあったそうだけど…
運動部って 1年生の時雑用が大変じゃない
自分たちも 1年の時 プールや更衣室の掃除してきたわけじゃない
そこをすっ飛ばして 2年生からっていうのは ずるいようで
気が引けてしまうし
なにをやるにせよ 1年遅れて始めるわけだから
同学年の子たちとは差が開いていて 気乗りしない
などの理由により 部活が決まらなかったのよ~
で いろいろ考えた末に選んだのが書道部
書道部か~
親としては運動してほしかったんだけどしょうがない
あいっぴぃ が 友だちの書道部員から聞いてきた情報によると
「書道部は外部から書道の先生をお招きして 週2回
まじめに活動している良い部だよ 雰囲気もいいよ~」
「男子部員がいなくなっちゃったから 男子の新入部員が
入部しずらいんじゃないかと心配してたんだよね
あいっぴぃの弟くんが入部してくれたらホント嬉しい」
まさか 先輩女子の 「ホント嬉しい」
に 惑わされて入部したわけじゃないでしょうね
でも まあ 入部したからには 書道家目指してがんばってください