インド秘境旅行記18 | ○●ガネーシャの栖〜ヨガとバンスリと〜●○

○●ガネーシャの栖〜ヨガとバンスリと〜●○

お絵描きはちょっと休憩中。
ヨガにぞっこんな毎日。
バンスリを吹いたりして時間を過ごしています。


哲学分野は別ブロクに引っ越しします。
http://blog.livedoor.jp/yukamangalam/



さて、今回の旅で1番大きくなった出来事。

考古学研究です。

カナダから来ている1人の男性。マイケル。

彼は考古学者で、スピーティー地区の歴史を研究しています。

この地区には何千年にも及ぶ歴史があり、北から来たチベット文化と、南のヒンドゥー文化の合流地点。

とても、歴史的に意義のある場所なのに、現地に住んでいる人々は何も知らない。

その結果、何千年も前に作られた歴史的資料がどんどん破壊されているのです。

それを食い止めるために、マイケルは地元の人たちに歴史的を教える授業を毎日行っています。

そんな話を、ゲストハウスのレストランで夜な夜な飲みながらカランと話ししてました。

テーブルには、ビールやウイスキーの他に、珍しい味の地酒が並んでいます。

私は、その地酒の味見だけしました。

そもそもインドでは禁酒にしているのですが、
さらにこんな高山で飲んだら酔いがどうなるか恐ろしい。 薬も色々飲んでいるし。


「日曜日に古代ロックアートを、見に行くけど一緒に行かないか?」

数日前から誘われていましたが、少し離れた村で行われている仏教ゴンパの行事に行こうとパウリーナに誘われていたので断っていました。

しかし、ゴンパのある村まで数十キロ、バスが無いので、数キロ離れた道まで歩いてヒッチハイクをしなくてはいけないと。 

山道を歩きたくない。

高額のタクシーをチャーターするのも嫌。

行ったらいつ帰れるのか、
現地で宿は見つかるのか?

そこまで興味が湧かない。


結局、前日の夜に予定変更してマイケルのチームに加わることにしました。

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誰より真剣。宿の主ハチ