ゆっくり休憩してから坂を登って歩き出したら…。
足が重くて上がらない。
動悸が酷い。
これが標高4000mなのか、単純に疲れただけなのか。休憩し過ぎて時計はすでに2時近く。ゴームクへはアシュラムから片道2時間らしい。ドンに止まってもらって会議。彼も頭痛が出てきて、明日改めて出発しようか悩む。
その結果、やっぱり私が我慢出来ずゴームクへ。
4kmの岩道を2時間かかって、ゴームクが見たい一心で進む。
そして到達した目的地まで0km地点。
あれ?
ゴームクが…見える(笑)
かなり遠くに(´Д` )
ここがゴールらしい…。
まだ1kmはあるでしょ?
と言いながら、とりあえず出来るだけ近くへ行ってみようと歩く。
遠くの岩の上ににインド人が見えたので、同じ岩まで行ってよじ登ってみたら… さらに先の岩にもインド人。
これは無理だよー!登れないよー!と泣きながら岩によじ登る。
岩に登ったものも、降りれない(笑)俊敏なインド人は帰って行ったが…無理。
ゴームクまで200mの巨大岩の上で、降りれないと泣いていたら。ドムが反対(ゴームク側)に降りようと言い出す。インド人も行かないのに、何言ってるの?と思ったが…。
目の前のゴームクまであと一歩で帰れるわけも無く。ここでシバ神のマントラを108回唱えて真剣にお祈りしてから。
お尻で滑って降りた(笑)
そして、歩き、正真正銘ゴームクへ到達!!!!
そこには、わりと年配のババ様がいた! ヨギらしく服を脱いで氷のように冷たいガンガーで沐浴。
ドンも(笑)
私は、水の湧き出るスポットまで行って写真を撮るが、
「岩が落ちてくるから戻りなさい!」
とババ様に注意される。
少しだけ写真を撮って戻った瞬間…!!!!?
私のいた場所に巨大な岩が降ってきた!!!!!?
30秒遅かったら死んでた((((;゚Д゚)))))))
シバ神にお祈りしといて良かった!!!
てわけで、ガンガーの中心の岩で改めてマントラを唱えてから時間の許すだけ瞑想。
私たちがいる間、ここへは誰も来なかった。
本当にスピリチュアルで強いパワーの場所だった。
身体全体に強いピュアなパワーが満ちていくのを感じた。
(が、アシュラムに帰る時にはやっぱり死にかけた。)