ゴームク巡礼記1 16/5/13 | ○●ガネーシャの栖〜ヨガとバンスリと〜●○

○●ガネーシャの栖〜ヨガとバンスリと〜●○

お絵描きはちょっと休憩中。
ヨガにぞっこんな毎日。
バンスリを吹いたりして時間を過ごしています。


哲学分野は別ブロクに引っ越しします。
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ガンゴートリーへ。
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リシケシのバススタンドを5時半出発。ガンゴートリーまで350Rs.(700円)。安い。
バスは満席。 先に荷物を荷台に載せてからチケット売り場で潰されていたら「もう出発するから乗りなさい!」と、イギリス人男性が助けてくれ、チケット無しで乗り込む。運転手に交渉してくれたらしい。
幸運にも運転席の横のギアのある場所にスペースを見つけて座る。
photo:01


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バスの運転席はまるでリキシャのような作り。さすがTATA。山道をヒーヒー言いながら進む。止まらないのが不思議。次はホンダかスズキ…それかヒュンダイ(韓国)を探さなくちゃと本気で思う。

出発と同時に山道。永遠と急カーブの道を進む。車酔いの酷い私には地獄。

インドでは、長距離ツアーバスでもリキシャと同じように使えるらしい。道で手を上げて捕まえて、降りたいところで降りる。山の中の村ではリキシャがいない。バスは貴重な交通手段のよう。

8時半頃に朝食休憩。
すでに車酔いが始まっていたがサモサを一つ食べた。

バスに戻りまた永遠と山道。1時間後、最後列のシートに空きが出来たからと移動させられる。

が、ここからが新たな地獄…。
前の座席の男性の痴漢地獄。
最初はさりげなく軽かったのだが…
後ろを向いて寝てる(振りの)私に顔を近づけて来たり。横から、前から触ろうとしたり。その度に持ってるバッグやブランケットで遮るのだが、諦めが悪い。
しまいに、私の横の人が降りて来た瞬間に何故か移動して来た!!!!
もう、地獄。
約3時間、永遠と格闘。どんどんくっついてくる度に私が逃げるせいで、私の横に座ってた男性とババ様がどんどん押しつぶされて行く。かなりキツく振り払っても諦めず前から後ろから…。こっちは車酔いで苦しいのに、何が楽しいんだか…。

3時間後、前の座席が空いた瞬間に逃げた。助かった。苦しかった。インドでは本当に痴漢が多いが、誰も助けてくれない。

1時間後、ウッタラカシで休憩。
かなりの乗客が入れ替わったので、痴漢男性が私の横にこようとしたが…彼がチャイを飲みに言ってる間にイギリス人の横に逃げた。
ここからは、彼と、前の座席のカップル(ドイツ人とインド人)で楽しくお喋りしながらの旅。
相変わらず酷い山道。
「彼女さっき痴漢にあってたのに、なんで助けてあげなかったの!!!」と責められるイギリス人。確かに何度も助けを求めて視線を送ったけど、彼は爆睡してた(笑)


お喋りも楽しいけど、山道のバスの最後列、本当に地獄。
雨季には雨が降る度に崖崩れで通行止めになる道(笑) 道に土砂や岩が残っていてすごい振動。寝れない。右は谷、左は崖、すごい道。
を、永遠と運転してる運転手は本当にすごい。

ガンゴートリーに着いたのは夜7時半。最後の1時間は道がひど過ぎて死ぬかと思った。

14時間走行!!!!

バス停で一度吐き、ヘロヘロになりながらインド人とドイツ人カップルに付いて行ってゲストハウスの部屋に潜り込む。500Rs. 高いと思いながらも、どうやらガンゴートリーは何でも高いらしい。どのゲストハウスも400以上と言ってくる。

そして、部屋に入ってから朝まで永遠と嘔吐。寒いし、電気は付かないし、トイレは流れないし。
吐き気と頭痛と眩暈攻撃。

朝が来て、イギリス人が朝食のお迎えに来てくれたけど行けず(。-_-。) ゴメンナサイ。


昔テレビ番組でインド人が、
「ガンゴートリーは天国のような場所」
だと言っていたが。
本当に美しい場所。
物価は高いし、食べ物はマズイけど。本当に何でも高いけど。美しい。

だけど、何を食べてもマズイ…。