ババアシュラム潜入記 5 ラスト | ○●ガネーシャの栖〜ヨガとバンスリと〜●○

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お絵描きはちょっと休憩中。
ヨガにぞっこんな毎日。
バンスリを吹いたりして時間を過ごしています。


哲学分野は別ブロクに引っ越しします。
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それが終わると、やっと帰してもらえるようだ。かれこれ1時間とは言わないが、45分は頭を触られていた。普通なら高いドネーションを払うべきだろうなぁ。

「キルタンならここでも出来るぞ。」
「でも私が行かないと、シバナンダの友達が心配するので。」
(何回いったことやら。笑)

「分かった。ババがスモークしたら送るから待ちなさい。」

(えっ…。バイクを運転するのにまたマリファナ!!!?大丈夫???でも外は暗いし森の中を1人で歩くのも嫌だしなぁ…。)

「良いかい、いつでもあなたは歓迎されている。明日来るかい?」
「今日は帰りますが、明日また来ます。」
(と言わないと帰れなさそうだし…。)

いつの間にかアシュラムの目の前にバイク。

確か、アシュラムまでの道、暗ければ歩くのも怖いくらい坂道でぬかるんだ泥と砂利の混ざる全く舗装されていない山道…。

「乗りなさい」

弟子のババに懐中電灯を持たせて道を照らしているが、全く見えないぞ!

ブルンブルンブルン。
ブーーーーー!!!

動いたっ!!!?

そして、
山道を登ったー!!!?

本当にかなり急な登り坂の連続なのだが。怖くて涙ちびりそうなのだが…。バイクはすごい馬力で山を登る。ババの運転能力もバイクの性能も凄いけど…怖かったぁ…。

そして、やっと舗装された道に出たと思ったら…
今度はすごいスピードで下り始めた(´Д` )
周りの原付やリキシャーをすごい勢いで抜かしてく…怖いよー!!!
「どうだい。山を走るのにはこのバイクが1番だ!」
おっしゃる通りです。こんないかついバイクじゃないと無理です。
普通に高そうなバイク、外国人にらいっぱいドネーション払わせてるんだな。

途中ガソリンスタンドに寄って、100Rsだけ給油。
実はこの時私の財布には200Rsしか入っていなかったのだが、お金の話するとめんどくさそうなので黙っていた…。ガソリン満タンなんて言われなくてホッとした。
「100Rs持っているか?」
と聞かれて、笑顔で払わせて頂きました。
photo:01



そして、本当に10分ちょっとでシバナンダまで送り届けて頂いて別れを告げた。

キルタンまで15分しかなかった。やっぱり夕食食べ損ねた。今日は昼のパスタだけだったな。
チャイ屋でお気に入りのバタークッキーを買う。私の友達、チャイ屋の隣のベンチに住んでいるババが飼っている犬が寄って来た。犬の名前は知らないけれどもう友達。
アシュラムの階段を登り始めてもついて来るので、クッキーを開けて一緒に食べることにした。何枚かを犬に、私は1枚半くらい。
photo:02



さて、これからシバナンダに滞在している間、バイクのババや弟子のインド人に会わないように気をつけなくては。大変だな。

ババのアシュラム訪問体験、

ミルク代20Rs+ガソリン代100Rs
トータル120Rs

昼のパスタよりも安い(笑)

やっぱり私が探しているようなババは山奥にしかいないのかな。
となると、英語は無理そうだな。

そんなことを考えながらのキルタンの集い2時か間。相変わらずシンドイ。
永遠とバガバットギータの朗読をしながら(全く読めないけど。)、今はバガバットギータの勉強が必要な気がする!!!

そんな気がした。