ババアシュラム潜入記 4 | ○●ガネーシャの栖〜ヨガとバンスリと〜●○

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お絵描きはちょっと休憩中。
ヨガにぞっこんな毎日。
バンスリを吹いたりして時間を過ごしています。


哲学分野は別ブロクに引っ越しします。
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突然ババが私の頭を触りだした。

何かのまじない??

額に手を当てているので、何かパワーを注入してくれているのだろうか。両手の平を首元と額に当てていたり、こめかみの一点を抑えたり、頭を撫でたり、額を合わせたり…

何だか分からないが、さっきチャクラがどうのって言っていたからチャクラを覚醒させてくれているのか???
ちょうど頭痛で悩んでいるし、頭をクリアにしてくれるかもしれないからしばらく試しに様子をみてみようか。
万が一彼がすごいパワーを持っていて、チャクラが覚醒したりクンダリニーヨガに目覚めてもそれはそれで面白いしね。

20分はその行為が続いたが、何も感じない。ババはガンジャを吸っているから何か幻覚でも見えているのかしら?

やっと終わったら、

「どうだい?良い気持ちかい?」
「ええまぁ…。」

(何も伝わらなかったぞ。)

「ババにはあなたのマインドが見える。(それは困る!笑)
あなたは本当に清い心を持っている。」
「はぁ。どうも。」
「これは冗談ではないっ!!!(強い口調)ババにはちゃんと見えている。あなたは素晴らしい。」

へぇー。

ババが言ったとおり、何人かの友達が集まって来ていた。友達はやっぱりババだったり、普通のインド人だったり。ババはこの辺では尊敬されたグルなのは分かった。

「ここに頭を置いて仰向けになりなさい。」

だから、もう時間が無いんだけどなぁ…。
でもまぁ、仕方ないので言われた通りにすると、また頭に手のひらを当てたり、何か分からない儀式を始めた。私が無知でピュアなインド人ならすごく何かを感じるのかな?ガンジャを一緒に吸っていれば感じたのかな?どちらにしても、今の私には残念ながら分からないし、求めているものは与えられないようだ。


だが、ババとゆう存在は、ヨガアサナ、マントラ、タントラ、瞑想、食べ物、医学、あらゆる知識を持ち、スピリチュアルなパワーを持ち、人々が悩みを持つ時に頼りにする存在であるとゆうことは分かった。
現代のように情報社会になる前は、ババの持つ知識が教養の無いインド人の救いだったのかも。

今でもババに相談に来る人々が沢山いるように。