ババアシュラム潜入記 2 | ○●ガネーシャの栖〜ヨガとバンスリと〜●○

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お絵描きはちょっと休憩中。
ヨガにぞっこんな毎日。
バンスリを吹いたりして時間を過ごしています。


哲学分野は別ブロクに引っ越しします。
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ガンジャを存分に吸ったババは突然私の手を取った。
手相が見れるらしい。

「あなたは小さい時にどこからか落ちたね。」
「はい。」
(公園の遊具かなんかから落ちたような…覚えてないけど。笑)

「あなたはとても良い。」
「はぁ。」
「素晴らしいパートナーにすでに出会っているよ。(ババの英語が正しいのか怪しいが、たぶん過去完了形。)彼はとてもあなたに良くしてくれて、一生完全な愛を捧げてくれる。99%インド人だ。あなたはインド人が好きかい?」
「ええまあ。」
「では彼と結婚しなさい。
沢山の女性がババにパートナーが欲しいと相談する。ババはプージャをしてあげる。すると願いが叶う。」

(インド人は好きだけど結婚相手には嫌だなぁ…。
もしかして、アシュラムまで案内してくれたインド人がかなり私に好意的で、まだ未婚だと執拗に言ってくるから、彼に頼まれて言ってるんじゃないのか? 2人がヒンドゥー語で話す会話を私は1ミリも理解出来ないし…。)


「あなたが望むものを、ヨガでも瞑想でも何でも教えよう。」

(すでに5回は聞いたぞ)

「リシケシには沢山のヨガティーチャーがいるが、あれはただの金儲けだ。ババはここに人が来て幸せを分け与えるのが幸せなんだ。人がドネーションをおいていくだけ。世界中にババの弟子がいる。みんながババを尊敬してここにやって来る。」

確かにさっきから何組かのインド人が通ってはババに挨拶していくけど。

「ババがチャパティ(薄いパン)とサブジ(野菜カレー)と、何とか(スウィーツ)を作ってあげよう。何日かここに泊まりなさい。夜は本当の静寂があり、ガンガーの音だけ。そして空に見える満天の星に驚く。」

確かにアシュラムのロケーションは最高で一瞬良いなと思ったけど… 。本物の静寂も魅力的。
だが、やっぱりこのババのアシュラムはちょっと危なそうだしな(´Д` ) ババか弟子のインド人からカーマスートラを教授されそう。

「もう少し上流に行ったところにある何とか(忘れた)という場所はもっとホーリーな場所なんだ。大きな滝がある。あなたを連れて行ってあげよう。」
「そこは遠いのですか?」
「ほんの360km程。バイクで8時間もあれば行ける。ババが連れて行ってあげるから心配はいらない。その村に住む人は、もっとシンプルな生活をしていて心が清らかなんだ。そこの人はほとんど英語が話せないが心配いらない。みんなババの事を尊敬しているから、食事も宿もみんなフリー。あなたはババの友達だから大丈夫。」
(なんか、同じような台詞をバラナシでも聞いて600Rsくらい支払わされたぞ。笑。
滝は良いけどなぁ…。バイクで8時間も二人乗りなんてしんどいじゃん…。)