Mishima: A Life In Four Chapters | ○●ガネーシャの栖〜ヨガとバンスリと〜●○

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Mishima: A Life In Four Chapters
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日本公開禁止の三島由紀夫の伝記映画があると知って見てみたした。幻の映像!!!

鑑賞後に調べたら超豪華。

製作総指揮にフランシス・フォード・コッポラ(ゴットファーザーシリーズ)と、愛するジョージ・ルーカス監督(スターウォーズ)。
監督と脚本はポール・シュレイダー(タクシードライバーの脚本)

キャストは三島由紀夫を演じた緒形拳をはじめ、坂東八十助、佐藤浩市、沢田研二、永島敏行など。


予備知識無しに見たので違和感があったのですが、アメリカ人監督の映画だったのですね。納得。
有名なシーンの描写がかなりしっかりしていました。鑑賞後、三島本人の現存する映像と見比べましたが、三島邸宅、各種写真作品(薔薇刑)やポスター、三島事件など。緒形拳が演じなくても実際の映像で良いんじゃない?と思うくらい。忠実に再現したから、手の混んだコメディなのか分からない映像です。

日本を外国人が撮る映像の違和感もありますが。
映像の残っている部分を忠実に再現しようとしたからか、なかりインディーズ色の濃い映像とコマ割り。日本人監督の好みそうな、説明の少ない意味深な雰囲気風。を真似した風。
豪華メンバーで製作されているのに、とても安っぽい…。勿体無い。

こうやってみると、三島の存在が茶番劇のように感じてしまいますが。
製作者は多分真剣に制作したのでしょうね。

やっぱり日本人は日本人に描いて頂きたい。

ナレーション以外は全て日本語(映画字幕)で見やすかったです。

ちなみに、この作品、1985年度のカンヌ国際映画祭最優秀芸術貢献賞を受賞しているそうな。

やっぱり外国人目線なのかな。

SAYURIを思い出したした。

三島本人の現存映像では英語のインタビューがお気に入り。

http://youtu.be/SVHartZflbs

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