私が最も尊敬する芸術家の1人、
Jackson Pollockが生誕100年で、ついに日本で初めての回顧展が実現しました
![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
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この歴史的瞬間に出会えて本当に幸せ過ぎます!!!
ちなみに、フライヤー…。
見た瞬間から、私が以前制作したフライヤーに似てると思ってたんだけど…。
並べて見たら全く似てなかったとゆう。。。(~_~;)
展覧会の内容も本当に衝撃的な驚きの連続でした!!!
まず、若い頃の作品。
この手の風景画は沢山の画家が描いているのを見るけれど、その中でもこの作品はすごく完成度が高く美しい一枚でした。
その直後の時代が、
メキシコのネイティブアメリカン!!!
ヒッピーとインディアン大好きな私も大興奮で思わずスキップが止まらない、本当にカッコ良い作品の連続でした。ポロックはすごくセンスが良くて、配色、ディテールの処理、構図、完成度が高いから何をやっても良い作品ばかり。
そして…。
あああ…。
ピカソ…。
周りにあった版画作品なんて、ゲルニカそのままだったりして、
とても上手に描いてありますが、
ポロックが抱くピカソへの劣等感を思うと…。自分の中の微々たる画家の心が痛みます。
それを乗り越えて生まれたポロック一番の成功技法、ポーリング!!!!
ポーリングの作品はあまりに有名だから画像はいっか(笑)
とは良いつつ、変わった作品があったので一枚★
ポーリングの制作風景。
に、なりきる私。
ポロックのアトリエを再現した一角があったので、張り切ってポロックになりきってたら、周りの人たちも私の真似をして記念撮影してました(笑っ)
その後、芸術家として志が高すぎるポロックは大成功を納めたポーリングを封印して新しい技法を模索し続けます。
それで生まれたブラック・ポーリングの作品たち。
本当に素晴らしくて、感動的で、日本的で、私なんて思わず涙ちびりそうになったのですが、
具象的な(上の作品はそうでも無いけど)表現は過去への退化ととらえられてしまい良い評価が得れなかったようです。今見ると、まだまだ発展の可能性に満ちた素晴らしい技法なのにかかわらず。
その後、新しい作品を生み出せずすっかり精神を病んでしまったポロックは、重度のアルコール中毒でビールを飲みながらの飲酒運転で事故死に至ってしまいました。
その時の靴と車のホイルと、飲んでいたビールの缶が展示されていて。
そこで、しばらく立ちすくんでしまいました。
本当に芸術家として常に高い精神と志を抱いていたポロック。
素晴らしい展覧会でした。
こんな良い展覧会に来れて、本当に幸せ。
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