こんにちは!
ゴドウィン  愛です。

このブログは、「声のプロフェッショナル」として私の声の旅を綴っていくことを目的としています。

初めましての方は、初回の自己紹介投稿をお読みください。

 

前回から、私が約6ヶ月の間にどうやって3つの喉の疾患を同時に抱えることになってしまったのかをお話しています。

 

→第1回はこちら

 

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1週間の声休めを終え、薬も飲み終えて無事に仕事復帰!!

。。。かと思いきや、喉にまだ何か違和感が残っていました。

 

Photo by Pradeep Ranjan on Unsplash

 

唾を飲み込む時に感じる「チクリ」と刺すような痛み

とりあえずいつものような声が出るようはなったものの、確かにそこにある痛み。

 

週末にライブも控えていたため、このまま普通に仕事をしていても良いのか、とても心配になりました。薬もなくなったし。

 

そこで、以前から気になっていた、声優さんやシンガーさんの間で有名な耳鼻咽喉科でちゃんと診てもらうことを決めました。

 

その耳鼻咽喉科は、特に声の障害に特化したクリニックで、最新の設備を整えたクリニックでした。そこで、初めて口からカメラを入れて声帯を診てもらいました。

 

でも、この口からカメラを入れるっていうのが。。。

めちゃめちゃ辛い😣😣

 

先生がガーゼで包んだ私の舌をグイッと引っ張りながら、結構太いカメラを口からかなり奥の方まで突っ込みます。

私は左手で、マイクを首(声帯の辺り)に当てながら、そのカメラが入った状態で「えー」とか「あー」とか色々なピッチで言わされる。

 

でも。。。

痛くて、苦しくて、すぐに吐きそうになるので、落ち着いて声を出すことができない。

 

先生 「もっと高く、えー」

私  「えー」

先生 「もっと高く、えー」

私  「・・・え、えー」

先生 「“い”じゃないよ、“えー”」

私  「・・・えー・・・えー・・・ゲホゲホ!!」

 

苦しくてすぐにむせてしまい、先生が満足に声帯をチェックするのには何回かこれを繰り返さなければなりませんでした。

 

めっちゃ辛かった。。。😓😓😓

 

先生が私の声帯の写真を画面に出してくれた頃には、すっかり涙目になっていた私。

でも、初めてとても鮮明に自分の声帯を診ました。

 

先生 「出血したみたいだね。ここに跡がある。」

 

確かに、声帯の右側に小さな赤い点が。

私の声帯は炎症していただけではなく、少し出血もしていたのです。

 

これが私が感じていた「チクリ」の正体でした。

これが鮮明に見えるだけでも、やはり最新の設備で診てもらった甲斐があったのだ、とこの時は思いました。

 

先生 「でも、炎症も治ってるし、ここからまた悪化することはないと思うよ。」

私  「週末にライブがあるんですけど、歌っても大丈夫ですか?」

先生 「薬も出すから、大丈夫だと思うよ。」

 

はーーーっ😌😌😌😌😌

良かったーーーーー!!!!!😆😆😆😆😆

 

すっかり安心した私は、医者の「大丈夫」という言葉だけを握りしめ、帰路につきました。

でも、自分の体を治すのは医者でも薬でもなく「自分自身」だということをこの時の私は知りませんでした。そして、この私の無知が更なる悲劇を招くことになるとは、この時の私は知る由もなかったのです。

 

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お読みいただき、ありがとうございました。

大切なあなたの声が、今日も健康でありますように。

 

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Journey of my Voice ー私の声の旅ーについて

 

声のプロフェッショナル」として自身が経験した「声の旅」をブログで綴っています。講師でも、シンガーでも、「声」が自分を表現する大切なツールであれば、誰でも「声のプロフェッショナル」です。


私が身を持って体験した声のトラブルとその後を読んでいただき、声のことで悩んでいる1人でも多くの方の励ましになればと願っています。