こんにちは!
ゴドウィン  愛です。

このブログは、「声のプロフェッショナル」として私の声の旅を綴っていくことを目的としています。

初めましての方は、初回の自己紹介投稿をお読みください。

今日は、「声のプロフェッショナル」とは誰のことですか、というお話をしたいと思います。

 


                                 Photo by Jason Rosewell on Unsplash
 

この「声のプロフェッショナル」という言葉は私の言葉ではありません。

シンガーであり、言語療法士であるMelanie Tapson(メラニー・タップソン)氏による「声のプロフェッショナル」の定義は下記の通りです。


"If your voice is important to you, and you use it to make a living or make connections with people and that's how you navigate your universe then you are voice professional."

 

<和訳>

“もしあなたにとって声が大事なものであり、そして声を使って仕事をしたり、他人と関わりながらこの世界を生きているのであれば、あなたは「声のプロフェッショナル」です。”

こう考えると、私もバッチリ「声のプロフェッショナル」です。

して、この世界のほとんどの人が「声のプロフェッショナル」だと思います。

でも、多くの人に割とその自覚はないのではないかと思います。

に講師、教師業の人はあまり「声のプロフェッショナル」という認識がないのではないでしょうか。

まず、私にはなかったですね。

いえ、正確に言うと、

 

シンガーとしての私には、「声のプロフェッショナル」としての自覚がありましたが、講師としての私には全く「声のプロフェッショナル」としての自覚がなかったのです。

私が喉を壊すは、ずっと「歌い方」の問題だと思っていました。

なので、せっせと歌のためのボイス・トレーニングに通い、「歌い方の矯正」を行っていました。

「健康な歌い方を手に入れさえすれば、問題ない!」と思っていました。

さらに、「ちゃんと勉強しているから問題ない!」とも思っていました。

 

しかし、英語のティーチングの前に「発声練習」なんてしたことはありませんでした。下手をすると、授業をすることに夢中で、水を飲むことも忘れていました。

 

そして、喉・声の健康を損なって初めて、私の人生における「声の重要さ」に気が付きました。そして今、一から、声について、喉について勉強し直しています。

 

「もっと歌が上手になるため」とか、「もっと大きな声で話すため」とか、狭い定義の目的のためでなく、

 

私の体から自然に出る声、力みも嘘もない私の真実の声を出すため

 

です。

 

さて、シンガー、アナウンサー、声優、俳優など、「ザ!声のプロフェッショナル」の皆様は、基本的にされていることだと思いますが、幼稚園・保育園の先生、小学校・中学校・高校の先生、様々なスキルを教える講師の皆様、

 

あなたの声を守るために今から出来る最低限のこと、それは

 

水を飲むこと!

 

です!

 

ティーチングって夢中になっていると、自分の健康のために「水を飲むこと」も忘れてしまいがちです。とても良く分かります!

ですが、教室に水筒を持っていってください!水を飲んでください!!

 

ティーチングの間は、30分に1度は「ゴクリ」と水を飲むことをお勧めします。

 

また、先生業の方は自分の好きな時にトイレに行けないものですよね。

喉を大切にするために水を飲んだはいいもの、レッスン中にしょっちゅうトイレに行きたくなるのも困り物です。

 

ご自分のスケジュールに合う形で、仕事に支障がない形で、どのように水分を摂取するのが良いか試しながら、調整してみてください。

 

大切なあなたの声と喉が、今日も健康でありますように。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

Ai Godwin

 

 

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Journey of my Voice ー私の声の旅ーについて

 

「声のプロフェッショナル」として自身が経験した「声の旅」をブログで綴っています。
講師でも、シンガーでも、「声」が自分を表現する大切なツールであれば、誰でも「声のプロフェッショナル」です。


私が身を持って体験した声のトラブルとその後を読んでいただき、声のことで悩んでいる1人でも多くの方の励ましになればと願っています。