今日、わたしがサポーターをさせていただいている
NEXT DIMENSION INFINITYのライブがあったのですが、
そこで、こんな話がありました。
「今日から次のセミナーまでの10日間、
最高に濃密な時間にしよう!
新しいチャレンジをしよう!」
わたしも、
今日からの10日間を最高に濃密にして
がむしゃらに頑張るために、
何ができるかなと考えました。
そして、
ず〜〜〜っと先延ばしにしていた
「夫婦で朝茶」
をすることにしました!
朝茶というのは
わたしがいつもお世話になっている
こがみのりさんに教えていただいた習慣です。
どんなに忙しくても、毎朝15分、
お茶を楽しむためだけの時間をあえて取って、
テレビも見ず、スマホも触らず、
ただ目の前のお茶と向き合う。
それが朝茶習慣です。
実は、わたしは3年くらい前から
何度もこの朝茶習慣にチャレンジしては、
なかなか続かなくて挫折を繰り返してきたのです。
物事が予定通りにいく日は、
朝茶も順調にできます。
でも、問題は、
「今日は早朝に家を出ないといけない!」
「寝坊した!朝茶やってる時間がない!」
「出張でホテル泊だから朝茶の道具も茶葉もない!」
っていう時なんですよね。
そして、夫婦で一緒に朝茶となると、
上記に加えて
「ふたりの予定が合わなくて時間が取れない!」
「相方が寝坊した!むきーっ!!」
っていうことが起こります。
つまり、
超難関なのです。
ひとりでも続けられなかった朝茶を
夫婦でやる。
しかも、相手は
朝茶習慣の意義もやり方も
な〜〜〜んにも知らず、
お茶を全く飲まないアメリカ人。
正直、わたしにとって、かなり無理ゲーです。
しかも、実はわたし・・・
お茶の師匠のこがみのりさんに
夫婦で朝茶を勧めていただいたときには
「マイクはアメリカ人だから、
朝茶が難しかったら
朝コーヒーでもいいんじゃないですか?
毎朝、コーヒー豆をちゃんと挽いて
丁寧に淹れて、二人で飲むっていう
朝コーヒーの習慣、やってみたらいいですよ」
って言っていただいて、
しかも、わたしたちのためだけに
コーヒーの淹れ方まで実演つきで
丁寧に教えていただいたのに、
何日間か夫婦で朝コーヒーを挑戦してみた後は
なんだかんだと言い訳して
やらなくなってしまった・・・という、
ほんとに不義理なことをしてしまったんです。
夫婦で朝コーヒーが続けられなかった理由は
わかっています。
それは、わたしが
朝茶とは何なのか、
なぜ朝茶を二人でやりたいのか、
わたしがどれほどコミットしているのか、
それを続けることにどんな意味があるのか、
二人で朝茶を通じて何を目指したいのか、
そういう、「背景」をちゃんと
マイクに伝えることを怠ったからです。
英語でどう伝えたらいいのか
わからなかったし、
ちゃんと真剣に受け取ってくれるかどうか
自信がなかったし、
何より、
相手に伝えるための苦労を惜しんだ、
つまり、面倒くさいと思ってしまったんです。
だから、マイクには、ただ
「毎朝一緒にコーヒーを飲みたいんだな」
としか伝わっていなかったんです。
夫婦で朝茶をするには、
ちゃんと上記のような背景が共有された上で、
夫婦が
「お互いが相手に合わせることにコミットする」
ということが必要です。
わたしが自分の予定を変えて
マイクに合わせるだけじゃなく、
マイクにも、自分の予定を変えて
合わせてもらわないといけません。
数日前に、
「ついに週末別居」っていう記事を書いて
一部の方を心配させてしまったのですが
(身内はみんなギャグだとわかってくれたけど)
わたしたちは、喧嘩もよくしますが
たぶん、周囲から見ても
かなり仲良し夫婦です。
逆に、
普通にしてたら仲良しなのに
朝茶習慣のせいで
夫婦喧嘩が勃発することもあるでしょう。
英語で上手に伝えられない難しいことも
いくら面倒くさいと思っても
ちゃんと伝えていかないといけません。
朝茶習慣に挑戦することで、
「難しい」「面倒くさい」と
これまでずっと逃げていたことに
向き合わないといけないのです。
そこまでして、
朝茶をする意味は何なのでしょうか?
朝茶をしなかったからって
何か問題が起きるわけではありません。
誰にも迷惑はかけないし、
誰にも怒られないし、
誰にも影響はありません。
でも、逆に言えば
「やらなくても生活に何の支障もない習慣」
だからこそ、
続けるのが大変だし、
続ける価値があるのだと思います。
「こんなことして、何になるの?」
と思うような、
一見無駄に思えることを継続することで
今までの価値観が壊れたり、
今まで見えなかった世界が見えるのだと思います。
というわけで、
明日から、夫婦で朝茶、やります!
(マイクがあまり緑茶を飲まないので
コーヒーでもOKにさせてください)
ちゃんと10日間続けられたかどうか
またここで報告しますね!
朝茶習慣にご興味があれば
こちらの本をどうぞ!
一緒に朝茶、やりましょ〜!!