先日のシャドーイングの記事について
メールでご質問をいただきましたので、
お答えします!
ご質問ありがとうございます!
確かに、人によって
視覚優位な人、
聴覚優位な人など
タイプは異なります。
お友達の場合は
きっと視覚優位なんでしょうね。
だから、英語を聞いて真似しようと思っても、
頭の中に英語の文字が浮かんでしまうのだと思います。
そして、自分の頭の中の自己流の発音が邪魔をして
上手に真似ができないのではないでしょうか。
お友達の状況が詳しくはわからないので
推測になりますが、
「シャドーイングがうまくいかない」と訴える人は
多くの場合、難しい素材を使っています。
そして、テキストを見ながらシャドーイングを
している人もいます。
その場合、
中学1年生レベルの簡単な英語を使って、
テキストは見ないで、耳からしか情報が入らないようにし、
真似に集中できるようにするのがお勧めです。
カタカナで発音を学ぶというのも
最初の慣れないうちは、いいですね。
もちろん、いわゆる日本人のカタカナ発音ではなく、
聞こえる音をカタカナ化したものです。
今開講中の、溝江先生の英仏バイリンガル講座で
扱っているケネディ大統領スピーチでも、
実はカタカナ読みを採用しています。
カタカナ読み教材作成は、私が担当しました。
We observe today not a victory of party,
ウィ ォヴズァァヴ トゥデェェィ ナラ ヴィKトォリィ アヴ パァァリィ
but a celebration of freedom
バラ セラブレィシュンナ フリィィダM
こんな感じで。
(ケネディの米語発音で作っています)
いわゆる「カタカナ発音」とは
全然違います。
受講者の人には好評で、
「この通りに発音したら英語らしい発音になる!」
と喜んでいただいています。
でも、おっしゃるように
全部の英語教材にカタカナをつけることは
できませんよね。
お友達に思い出していただきたいのですが、
私たち日本人は、視覚優位な人であっても
一人の例外もなく、耳から日本語を覚えました。
親が話す日本語を聞いて、そのまま真似して
日本語が話せるようになりましたよね。
文字を見て、視覚から
日本語をマスターしたわけではありません。
だから、私たちは誰だって
耳から聞こえた音をそのまま真似して
言葉を覚える才能があるのです。
私は、聴覚優位だと思います。
でも、「今は」そうなだけで、
元々そうだったとは思っていません。
聴覚を鍛えて聴覚優位にした、という感覚です。
ひたすら毎日英語をたくさん聞いて、
下手くそでもたくさん真似をしていくうちに、
耳から情報を吸収する能力が向上しました。
今では、耳から情報を入れる方が楽なので
読書も、目で読むより
オーディオブックの方がずっと好きです。
関連記事(本館ブログ)↓
というわけで、
シャドーイングがうまくいかない場合、
・簡単なもので練習する
・テキストは見ない
・たくさん英語を聞いて耳を鍛える
に気をつけて、挑戦してみてください!
シャドーイングについて
詳しくは、こちらをどうぞ。
→シャドーイングを10年続けた私が効果的なやり方とコツを教えるよ!
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